英語科教育法Ⅲ

授業テーマ	中学校及び高等学校における英語教育に関して、指導計画及び授業の組み立て方について理解するとともに、学習指導案を作成して模擬授業を行う。
授業のねらい・到達目標	中学校および高等学校の学習到達目標に基づく、各学年や科目（高等学校）の年間指導計画・単元計画・各時間の指導計画および授業の組み立てについて、学習指導案作成の意義を理解し、英語科教育法ⅠおよびⅡで得た知識を実践に活用できるようにする。
授業の方法	「講義形式と演習形式を併用」検定教科書を利用した授業を想定した学習指導案の作成と模擬授業を行う。模擬授業に際しては、グループ分けを行うが、授業展開等のアイディアは受講者一人一人が工夫を凝らして考える必要がある。
履修条件	英語科教育法Ⅰ・Ⅱを履修済みであることが望ましい。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	事前学修：模擬授業の準備と振り返り（第4回～第6回、第9回～第15回）事後学習：模擬授業に基づいた指導案の作成（第1回～第3回、第7回～第8回）

授業計画
1	ガイダンス（授業のねらいや到達目標に関する説明）
2	教室英語の使用法、指導計画・学習到達目標の検討
3	学習指導案の作成：中学校「英語」
4	中学校「英語」を想定した模擬授業の準備
5	中学校「英語」を想定した模擬授業 (1)
6	中学校「英語」を想定した模擬授業 (2) 質疑応答
7	学習指導案の作成：高等学校「英語コミュニケーション」
8	学習指導案の作成：高等学校「論理・表現」
9	高等学校「英語コミュニケーション」及び「論理・表現」を想定した模擬授業の準備
10	高等学校「英語コミュニケーション」を想定した模擬授業 (1)
11	高等学校「英語コミュニケーション」を想定した模擬授業 (2) 質疑応答
12	高等学校「論理・表現（英語表現）」を想定した模擬授業 (1)
13	高等学校「論理・表現（英語表現）」を想定した模擬授業 (2) 質疑応答
14	授業評価の在り方
15	到達度の確認と解説

その他
教科書	髙島英幸（編著）『英文法導入のための「フォーカス・オン・フォーム」アプローチ』大修館書店 2011年第1版
参考書	今井典子・髙島英幸（編著）『小・中・高等学校における学習段階に応じた英語の課題解決型言語活動―自律する言語使用者の育成―』東京書籍 2015年第1版白畑智彦・冨田祐一・村野井仁・若林茂則『英語教育用語辞典』大修館書店 2009年第改訂版
成績評価の方法及び基準	レポート(50%)、授業参画度(10%)、発表・実践(40%)
オフィスアワー	授業終了後