英語科教育法Ⅱ

授業テーマ	中学校及び高等学校における英語教育に関して、生徒の資質・能力を高めるための指導方法を理解する。
授業のねらい・到達目標	中学校および高等学校における3つの資質・能力および5つの領域の指導と各領域を支える言語要素の指導について概要を理解し、基本的な知識と技能を身につける。また、複数の領域を統合した言語活動の組み立て方についても学ぶ。さらに、教材やICTの活用、英語による授業展開、ティームティーチング、生徒の個人差に応じた指導など、今求められている英語教育について知識を得る。
授業の方法	「講義形式と演習形式を併用」教科書の内容に関して解説を聞き、適宜、DVD 等により授業実践を視聴する。適宜、ペアで言語活動を体験する。
履修条件	英語科教育法Ⅰを履修済みであることが望ましい。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	事前学修：教科書の通読（第1回～第12回）事後学習：言語活動の作成（第13回～第15回）

授業計画
1	ガイダンス（授業のねらいや到達目標に関する説明）
2	領域統合型の言語活動の指導、タスクの活用
3	フォーカス・オン・フォームに基づく文法指導
4	異文化理解と気づきを促す指導
5	音声と文字の指導、プラクティスとフォーカス・オン・フォーム
6	語彙・表現の指導、チャンクやイディオムの活用
7	授業の形態：英語でのインタラクション、ティームティーチング
8	授業の準備と計画：教材研究、ICTの活用、生徒の特性に応じた指導
9	リスニング（聞くこと）の指導
10	スピーキング（やり取り・発表）の指導
11	リーディング（読むこと）の指導
12	ライティング（書くこと）の指導
13	言語活動の準備と作成 (1)
14	言語活動の準備と作成 (2) 質疑応答
15	到達度の確認と解説

その他
教科書	髙島英幸（編著）『英文法導入のための「フォーカス・オン・フォーム」アプローチ』大修館書店 2011年第1版
参考書	今井典子・髙島英幸（編著）『小・中・高等学校における学習段階に応じた英語の課題解決型言語活動―自律する言語使用者の育成―』東京書籍 2015年第1版白畑智彦・冨田祐一・村野井仁・若林茂則『英語教育用語辞典』大修館書店 2009年第改訂版
成績評価の方法及び基準	試験(40%)、レポート(40%)、発表・実践(20%)
オフィスアワー	授業終了後