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科目名 | ドイツ文化講義4 | ||||
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教員名 | 安達 信明 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | ドイツ文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 音楽とドラマを巡る世界を訪ねて。 |
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授業のねらい・到達目標 | 文化の中でも音楽芸術の分野を扱います。ドイツ文化の中でも日本人には最も縁遠いジャンルと思われる音楽劇を取り上げ、過去400年の流れを時間軸に沿って辿って行く予定です。ドイツ文学科に来ていなければ恐らくほとんど知ることがなかったであろう世界を案内することで、ドイツの誇る音楽文化の一端を紹介できればと思っています。音楽劇は複合芸術ですから、他の文化領域委関心のある学生にも、色々な形で有益な示唆を与えてくれるのではないかと思っています。後期はドイツオペラを中心に授業を進めて行きます。 |
授業の方法 | メディア・ラボ教室を使い、映像を観ながら、西洋音楽特にオペラの歴史と変化を辿って行く予定です。音楽劇は長時間の作品が多く、授業時間90分では完結しない場合がほとんどですが、首都圏であれば、公立図書館や音楽専門の図書館にAV機器による鑑賞室を持つところがいくつもあるので、必要ならそういう機関を紹介しますので、各自で時間不足で観られなかった分は補うようにしてください。適宜必要な解説を加え、場合によっては資料を配付するようにします。毎回ではありませんが、適宜リアクション・ペーパーの提出を求めて、授業参画度や理解度、教室外学習の内容などをチェックすることがあります。メディア・ラボ教室はオートロックですから、原則として遅刻は認めませんのでそのつもりでいて下さい。部屋を暗くして映像を使っている時に遅刻して来て、ドアを開けるように求められるのは、光が入って授業が中断され、授業妨害になりますのでご注意ください。 |
履修条件 | 学科の履修規定に基づく |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | いくつか参考資料を適宜紹介しますので、適宜自分に合ったものを授業期間中に読んでおいてください。また。きちんとノートを作り、内容を確認し不明な点は次回の授業などで質問をしてください。予習より復習に重点を置きます。予習は参照書や参考資料を配付・回覧する際に適宜指示しますが、いずれの内容もきちんと自分のノートに記録して試験前に総復習してもらうのが前提となります。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス。半期科目なので、再履修者を含め後期からの受講者向けにガイダンスを行う。 オペラの世界と世界のオペラ 1 |
2 |
ガイダンス。履修未確定な段階なので、今回初めて出席した学生向けに再度手短にガイダンスを行う。 前期内容の復習と関連資料、参考書などの紹介。オペラの世界と世界のオペラ 2 |
3 |
ドイツオペラとジングシュピール モーツァルトと『魔笛』 |
4 |
ドイツオペラとジングシュピール ベートーヴェンと『フィデリオ』 |
5 |
ドイツ国民オペラの誕生 ヴェーバーと『魔弾の射手』 |
6 |
「本家」イタリアの潮流 ドニゼッティ、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ |
7 |
ワーグナーの登場 番号オペラから楽劇へ 『さまよえるオランダ人』 |
8 |
ワーグナー帝国 1 ロマン派の名残 『ローエングリン』、『タンホイザー』 |
9 |
ワーグナー帝国 2 『指輪』の世界とバイロイト 『ニーベルングの指輪』 |
10 |
ポスト・ワーグナーの時代 フンパーディンクの世界 『ヘンゼルとグレーテル』 |
11 |
後期ロマン派 リヒャルト・シュトラウスの世界 |
12 |
ドイツの現代オペラ ベルク、ツィマーマン他 |
13 |
到達度の確認と解説 後期授業内容について記述式 |
14 | 1回から13回目までの授業内容について質疑応答を行う。 |
15 | 後期総まとめと日本のオペラ |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 授業中に適宜紹介、指示する |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%) |
オフィスアワー | 随時応相談 |