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| 科目名 | アフリカ地誌 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 孫 暁剛 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 地理学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業テーマ | 「多様性」、「人と自然の共生」、「持続と変容」をキーワードとして、アフリカ大陸の自然・社会・文化と近代化にともなう様々な問題についてマクロとミクロな視点から理解する | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 本講義は三部構成からなる。 第一部では「多様性」をキーワードにアフリカ大陸がもつ多様な自然環境について、地形・気候・植生に注目して、その成り立ちと特徴を解説する。そのうえで現在進行している地球規模な気候変動にともなう異常気象と自然災害が、アフリカにどのような影響を及ぼしているのかについてフィールドワークによる実例をとおして解説する。 第二部では「人と自然の共生」をキーワードに、熱帯雨林地域における狩猟採集民と焼畑農耕民、サバンナにおける農牧複合、そしてサヘルから砂漠地域における遊牧民の暮らしと文化を紹介する。このような多様な自然環境に展開されている人々の営みは、アフリカの多様な文化を作り上げた基層であり、人類の貴重な文化遺産であることを理解する。 第三部では、「持続と変容」をキーワードに、アフリカの近代化にともなって複雑化している政治・経済・都市化・環境問題・開発援助問題について、近代史とグローバリゼーションによる影響をふまえて解説する。そのうえで、アフリカとの関わり方について考える。  | 
              
| 授業の方法 | 講師によるプレゼンテーション形式で講義を行なう。講義内容の一部は参考資料として配布するが、受講生に講義ノートをとることをつよく薦める。質問は授業中または質問票で受け付ける。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 各回講義の最後に、講義内容に関する参考文献、復習要点、次回の講義の予習について知らせる。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | イントロダクション:「多様性」の大陸アフリカ | 
| 2 | アフリカ大陸の形成と地形の特徴 | 
| 3 | アフリカの気候と植生の分布と特徴 | 
| 4 | アフリカにおける気候変動と自然災害 | 
| 5 | 熱帯雨林地域の自然と文化:狩猟採集民の事例から | 
| 6 | 湿潤サバンナ地域の自然と文化:焼畑農耕民の事例から | 
| 7 | 乾燥サバンナ地域の自然と文化:農牧複合の事例から | 
| 8 | サヘル・砂漠地域の自然と文化:遊牧民の事例から | 
| 9 | アフリカの多様な在来農業と食文化 | 
| 10 | アフリカの近代史と現代政治 | 
| 11 | アフリカの資源と経済発展を考える | 
| 12 | アフリカの都市化と環境問題を考える | 
| 13 | アフリカの貧困と開発援助を考える | 
| 14 | 講義内容の総括(これまでの復習・解説を行い,授業の理解を深める) | 
| 15 | 学習内容の確認(授業内テスト)と解説 | 
| その他 | |
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| 参考書 | 水野一晴 『アフリカ自然学』 古今書院 2005年 第1版 松田素二 『アフリカ社会を学ぶ人のために』 世界思想社 2014年 第1版 島田周平・上田元 『アフリカ (世界地誌シリーズ)』 朝倉書店 2017年 第1版  | 
              
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(50%) 授業参画度:毎回の講義の後、出席表に講義内容に関する質問とコメントを記入して提出する 試験:最終回に講義内容の理解を確認するため、穴埋めと記述問題のテストを行なう  | 
              
| オフィスアワー | 授業終了時 |