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臨床心理学特講1

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科目名 臨床心理学特講1
教員名 津川 律子
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 臨床心理学の基礎を学ぶ
授業のねらい・到達目標 それが定かなものであったとしても、自分の体験のみに基づいて何かを決めつけてしまうことは危険なことである。また、頭で何かを知っていることは全てではないが、知らないことにより人を傷つけ、差別や偏見をもってしまうことは多々ある。この授業を真面目に受講すれば、今まで知らなかった臨床心理学の基礎知識が増えるだけでなく、今まで自分が想像していなかった世界(さまざまな苦悩をもつ人々の真の尊厳)にふれることができるであろう。そのことによって、少しでも差別や偏見が軽減し、受講者自身が心理的に豊かになることを授業のねらいとする。
授業の方法 講義形式。基本的に毎回、手作り資料を配布する。DVDなど視覚教材による講義も盛り込む。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 基本的に毎回、授業の終わりにミニレポートがある。また、講義の度に疑問点を放置せず、自分で考え、調べるという事後学習に力を入れること。
授業計画
1 ガイダンス/臨床心理学とは
2 臨床心理学の歴史
3 フロイトの生涯とその理論の特徴
4 ユングの生涯とその理論の特徴
5 ロジャーズの生涯とその理論の特徴
6 エリクソンの生涯とその理論の特徴、ここまでのまとめ
7 統合失調症入門
8 うつ病入門
9 神経症及び人格障害入門
10 器質性障害入門
11 神経心理学初歩の初歩
12 臨床発達心理学入門
13 理解度の確認(授業内試験)及び振り返り
14 事前に配布した資料を基に、教員が指定する場所(事前に授業で伝える)で質疑応答等及びフィードバックを行う。
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
その他
教科書 なし
参考書 津川律子・安齊順子 『インタビュー臨床心理士1』 誠信書房 2007年
津川律子・安齊順子 『インタビュー臨床心理士2』 誠信書房 2007年
とくに『インタビュー臨床心理士1』の最初の章(成瀬悟策先生の章)が参考になります。
成績評価の方法及び基準 レポート(20%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(40%)
オフィスアワー 対応場所(津川研究室)。随時可能。但し、事前に予約を取ること(講義の後に予約を取りたいと声をかけてください)。

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