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臨床社会心理学

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科目名 臨床社会心理学
教員名 坂本 真士
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 臨床心理学との接点における社会心理学について学ぶ
授業のねらい・到達目標 社会心理学の理論や知見は、社会、臨床や教育などの問題の解決に応用されている。特に、臨床心理学と協働して、心の健康を高めるための研究および実践は「臨床社会心理学」という分野で行われており、日本においても近年、注目が高まってきている。本講義では、社会心理学的な視点から心の健康について考える。
授業の方法 講義によって行う。メディア授業は、学内共通LMS(学習管理システム)のBlackboardを使用する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 教科書を指定している。事前に読んでおくことが望まれる。授業では教科書の範囲を超えて発展的な内容について講じることもある。事後には、テキストにある「ディスカッションポイント」について考える。
授業計画
1 ガイダンス 心の健康と社会心理学
[準備]テキスト p.3~16
2 原因帰属と抑うつ
[準備]テキスト p.17~31
3 自己意識・自己注目と心の健康
[準備]テキスト p.32~47
4 対人不安
[準備]テキスト p.48~63
5 怒り
[準備]テキスト p.64~77
6 ソーシャルサポートと心の健康
[準備]テキスト p.80~93
7 ソーシャルスキルと心の健康
[準備]テキスト p.94~106
8 自己開示と心の健康
[準備]テキスト p.107~117
9 ストレスと対処
[準備]テキスト p.118~129
10 インターネット・携帯電話を介したコミュニケーション
[準備]テキスト p.130~141
11 大学における心の健康
[準備]テキスト p.144~155
12 職場における心の健康
[準備]テキスト p.156~167
13 地域や社会における心の健康
[準備]テキスト p.168~181
14 第1回目から第13回目までの講義内容について質疑応答を行う
15 この領域における最近の問題
その他
教科書 森脇愛子,坂本真士 『対人的かかわりからみた心の健康』 北樹出版 2015年
これをもとに授業を進める。
参考書 丹野義彦、坂本真士 『自分のこころから読む臨床心理学入門』 東京大学出版会 2001年
坂本真士,丹野義彦,安藤清志 『臨床社会心理学』 東京大学出版会 2007年
成績評価の方法及び基準 レポート(80%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 水曜3限、坂本研究室にて

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