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科目名 平成29年度以前入学者 |
心理学基礎実験・実習2 | ||||
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教員名 | 厳島 行雄・依田 麻子・望月 正哉・大森 馨子・福島 由衣・山本 真菜 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 実習を通して心理学の科学的アプローチを知る。 |
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授業のねらい・到達目標 | 科学的心理学の方法である実験方法を、各種の心理学領域の代表的テーマを選んで、実習形式の授業にて、そのエッセンスを取得する。受講生は心理学の知識がどのように得られていくのかを、実験の実施、データの整理、レポーと作成というプロセスを経験することで身につけること。 |
授業の方法 | 授業はまず、実験のテーマの解説から始まる。次に、そのテーマに関するアプローチ方法についての説明が行われ、データの整理方法、仮説検証の方法等について説明が行われる。それらの説明の後に、受講生は2名から4名の班に分かれて、実際に実験を行うことになる。実験データが集取されたら、それらの統計的解析を行う。次に、その解析結果の意味を考察する。最後にそれらのプロセスの要旨をレポートにて報告することになる。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | レポート書きは基本的に授業外で行うことになる。受講生はデータ整理が終わったら、すぐにレポートを書く癖をつけること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス―レポートの書き方の復習 [準備]なし |
2 |
生理心理学の世界を知る―皮膚電気活動の観察(1)実験の実施・データ整理 [準備]皮膚電気活動について関連文献や,テキストの該当箇所を読んでおくこと。 |
3 |
生理心理学の世界を知る―皮膚電気活動の観察(2)実験の実施・データ整理 [準備]皮膚電気活動について関連文献や,テキストの該当箇所を読んでおくこと。 |
4 |
認知競合を知る―認知的葛藤(1)実験の実施・データ整理 [準備]認知的葛藤についての文献や、テキストの該当箇所を読んでおくこと。 |
5 |
認知競合を知る―認知的葛藤(2)データ分析 [準備]測定したデータを整理し,関連文献や,テキストの該当箇所を読んでおくこと。 |
6 |
認知競合を知る―認知的葛藤(3)データ分析・レポートの書き方 [準備]分析したデータを整理し,結果の書き方について復習をしておくこと。 |
7 |
記憶の区分法を知る―自由再生における系列位置効果(1)実験の実施・データ整理 [準備]系列位置効果について関連文献や,テキストの該当箇所を読んでおくこと。 |
8 |
記憶の区分法を知る―自由再生における系列位置効果(2)データ分析・レポートの書き方 [準備]測定したデータを整理し,分析の準備をしておくこと。 |
9 |
尺度構成の方法を知る―一対比較による好悪の尺度化(1)調査の実施・データ整理 [準備]一対比較について関連文献や,テキストの該当箇所を読んでおくこと。 |
10 |
尺度構成の方法を知る―一対比較による好悪の尺度化(2)データ分析・レポートの書き方 [準備]測定したデータを整理し,分析の準備をしておくこと。 |
11 |
情緒的意味空間を知る―セマンティック・ディファレンシャル法によるイメージの測定(1)調査の計画 [準備]SD法について関連文献や,テキストの該当箇所を読んでおくこと。 |
12 |
情緒的意味空間を知る―セマンティック・ディファレンシャル法によるイメージの測定(2)調査の実施 [準備]調査の計画に基づき刺激・尺度を完成させること。 |
13 |
情緒的意味空間を知る―セマンティック・ディファレンシャル法によるイメージの測定(3)データ分析 [準備]測定したデータを整理し,分析の準備をしておくこと。 |
14 |
特別実験(1)実験の考案・実施 [準備]実施する実験の先行研究について調べ,実験内容を考案しておくこと。 |
15 |
特別実験(2)データ分析 [準備]測定したデータを整理し,分析の準備をしておくこと。 |
その他 | |
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教科書 | 心理学実験指導研究会(編) 『実験とテスト:心理学の基礎』 培風館 2012年 寺島拓幸、廣瀬毅士 『SPSSによるデータ分析』 東京図書株式会社 2015年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(80%)、授業参画度(20%) |
オフィスアワー | 初回授業にて指示する |