検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れて、検索してください。
科目名 平成30年度以降入学者 |
教育心理学特論 | ||||
---|---|---|---|---|---|
科目名 平成29年度以前入学者 |
教育心理学特論 | ||||
教員名 | 松浦 隆信 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 【臨床心理士選択必修科目B群】 教育心理学に関連する基礎理論の習得と子どもの教育に関する諸問題への理解を深める |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | 教育心理学の主要テーマである発達・学習・動機づけなどの諸理論を網羅的に理解した上で、各回テーマに関連する子どもの教育上の課題に対する解決策について、自分なりの考えを述べることができる。 |
授業の方法 | 各テーマについて概ね2回分の授業回を用いて、講義、レポート課題、ディスカッションを組み合わせて実施する。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業期間全体を通して、指定する教科書を用いた予習と復習を行うこと。事前学修では、各回で取り上げるテーマについて教科書を熟読すること。また、割り当てられた担当回では、その回で取り上げるテーマに関する研究論文を読み、レポート発表用にまとめてくる。事後学修では、授業後に提示するディスカッションのテーマに関する自分なりの考えをまとめてくること。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
オリエンテーションとして、全15回の授業の進め方、教科書、成績評価方法などを教示するとともに、レポート発表担当回決定などを行う。また、教育心理学に関する小講義を行う。 [準備]教科書1~12頁を読んでくる。 |
2 |
発達に関する心理学理論を概観する。また、発達理論に関する近年の研究論文を読み、理解を深める。 [準備]教科書13~36頁を読んでくる。担当者は発達をテーマとする研究論文を読み、レポート発表の形式にまとめてくる。 |
3 |
子どもの発達的問題に関して事前に提示するテーマについてグループディスカッションを行う。 [準備]第2回の最後に提示する課題について各自意見を考えてくる。 |
4 |
記憶と知識に関する心理学理論を概観する。また、記憶と知識に関する近年の研究論文を読み、理解を深める。 準備]教科書37~60頁を読んでくる。担当者は記憶と知識をテーマとする研究論文を読み、レポート発表の形式にまとめてくる。 |
5 |
子どもの知識習得に関して事前に提示するテーマについてグループディスカッションを行う。 [準備]第4回の最後に提示する課題について各自意見を考えてくる。 |
6 |
動機づけ理論を概観する。また、動機づけ理論に関する近年の研究論文を読み、理解を深める。 [準備]教科書61~80頁を読んでくる。担当者は動機づけをテーマとする研究論文を読み、レポート発表の形式にまとめてくる。 |
7 |
子どもの学習意欲を高めるための方策についてグループディスカッションを行う。 [準備]第6回の最後に提示する課題について各自意見を考えてくる。 |
8 |
学習に関する心理学理論を概観する。また、学習に関する近年の研究論文を読み、理解を深める。 [準備]教科書81~102頁を読んでくる。また、担当者は学習をテーマとする研究論文を読み、レポート発表の形式にまとめてくる。 |
9 |
子どもに対する効果的な学習方法のあり方についてグループディスカッションを行う。 [準備]第8回の最後に提示する課題について各自意見を考えてくる。 |
10 |
測定に関する理論と方法について概観する。また、測定に関する近年の研究論文を読み、理解を深める。 [準備]教科書103~128頁を読んでくる。また、担当者は測定をテーマとする研究論文を読み、レポート発表の形式にまとめてくる。 |
11 |
特に知能の捉え方、評価のあり方ついてグループディスカッションを行う。 [準備]第10回の最後に提示する課題について各自意見を考えてくる。 |
12 |
教育相談の内容や今日的テーマについて概観する。また、教育相談に関する近年の研究論文、あるいは事例論文を読み、理解を深める。 [準備]教科書129~150頁を読んでくる。 |
13 |
学校で生じている子どもの心の問題に対する支援策についてグループディスカッションを行う。 [準備]第12回の最後に提示する課題について各自意見を考えてくる。 |
14 |
学級経営および学校組織に関する知識を習得する。また、望ましい学級経営のあり方についてディスカッションを行う。 [準備]教科書151~194頁を読んでくる。 |
15 |
全ての授業回の内容を踏まえて、子どもの教育上求められる要件についてグループディスカッションを行う。 [準備]14回分の授業内容を復習してくる。 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 和田万紀(編) 『教育心理学 (Next教科書シリーズ )』 弘文堂 2014年 第1版 |
参考書 | 谷口明子・廣瀬英子(編著) 『育ちを支える教育心理学』 学文社 2017年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、授業参画度(30%) レポート評価は、担当回に課す発表レポートの他、授業全体の振り返りを兼ねた最終レポートの評価を含む。 |
オフィスアワー | 授業終了時 |