環境心理学

科目名	環境心理学
教員名	羽生　和紀
単位数	2	学年	2～4	開講区分	文理学部
科目群	心理学科
学期	前期	履修区分	選択

授業テーマ	環境心理学全般に関しての紹介を行う。基本的な理論とその現実における実例を広く扱う。
授業のねらい・到達目標	環境心理学に関する基本的な知識を習得し、生活の中でそれを実感できるようにする。
授業の方法	パワーポイントや視覚教材を使用した講義を行う。メディア授業は事前には資料を配布し，電子メイル等で質疑応答およびフィードバックを行う。
履修条件	特になし
事前学修・事後学修，授業計画コメント	授業の進行に合わせて、教科書の該当箇所を事前に読むこと。また、授業で説明した知見に関して、日常生活の中で、その該当例を見つけるような意識を持ち、より深い理解を目指してほしい。

授業計画
1	ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する）
2	デザインの心理学（１）：環境心理学の成立の経緯と理由 [準備]教科書1頁～9頁を読んでおくこと。
3	デザインの心理学（２）：決定論の誤りと環境計画の問題 [準備]教科書10頁～16頁を読んでおくこと。
4	デザインの心理学（３）：環境デザインにもとめられること [準備]教科書70頁～80頁を読んでおくこと。
5	環境認知（１）：認知地図 [準備]教科書17頁～29頁を読んでおくこと。
6	環境認知（２）：ＹＡＨマップ [準備]教科書30頁～42頁を読んでおくこと。
7	環境評価と環境美学（１）：形態美学と象徴美学 [準備]教科書43頁～62頁を読んでおくこと。
8	環境評価と環境美学（２）：植物と自然景観 [準備]教科書163頁～169頁を読んでおくこと。
9	環境査定：ＰＯＥとパタンランゲージ [準備]教科書63頁～69頁と145頁～162頁を読んでおくこと。
10	対人・社会環境心理学：プライバシー・パーソナルスペース・テリトリー [準備]教科書103頁～124頁とあわせて81頁～102頁を読んでおくこと。
11	環境配慮行動：コモンズの悲劇・フリーライド・環境配慮行動を促す方法 [準備]教科書170頁～180頁と，あわせて125頁～144頁を読んでおくこと。
12	環境と犯罪 [準備]教科書181頁～202頁を読んでおくこと。
13	学習内容の整理と課題の説明
14	個別の興味に応じた課題。事前に提示した課題（個別の興味）について，質疑応答およびフィードバックを行う。
15	これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める

その他
教科書	羽生和紀『環境心理学　人間と環境の調和のために（ライブラリ　実践のための心理学）』サイエンス社 2008年第1版
参考書	R.　ギフォード『環境心理学　原理と実践（上）』北大路書房 2005年第1版 R.　ギフォード『環境心理学　原理と実践（下）』北大路書房 2007年第1版
成績評価の方法及び基準	レポート(60%)、授業内テスト(20%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー	水 1230-1300 羽生研究室