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ドイツ文学専門講義4

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科目名 ドイツ文学専門講義4
教員名 大羅 志保子
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 文学作品の成立・生産に基づいた(時系列的に作品を整理する)史的・(作品の出版量に基づき作品を評価する)量的規範に則った文学史に対して、文学作品の読み手という受容の美学に焦点をあてたドイツ文学史を考える。
授業のねらい・到達目標 1939年ボヘミア生まれのゲルマニスト、ハインツ・シュラッファーの、刊行当時各界に論争を巻き起こした『ドイツ文学の短い歴史』(Heinz Schlaffer: "Die kurze Geschichte der deutschen Literatur", München/Wien: Carl Hanser Verlag 2002) に沿って、「ドイツ文学の短い歴史」とはどのような文学史なのか、文学作品の史的・量的規範による文献学者などのリストアップによる文学史に対して、文学作品の受容に重きをおいた文学史の相違点と特徴を検討することが本授業のねらいです。
授業の方法 初回ガイダンス時に、授業の進め方や受講に際しての注意事項、並びに評価方法や基準について説明します。毎回講義形式で授業をします。テキストや参考資料は必要があれば事前に配布しますので、授業時には必ず持参してください。板書事項をノートにとるなど能動的な授業への関与が求められています。学期末にレポートを課しますが、場合によっては随時課題を課すこともあります。
履修条件 学科の履修規定による
事前学修・事後学修,授業計画コメント テキストや参考資料は必要があれば事前に配布しますので、授業時には必ず持参してください。板書事項をノートにとるなど能動的な授業への関与が求められています。学期末にレポートを課しますが、場合によっては随時課題を課すこともあります。授業に必要な資料を事前にチェックすることと、事後にノートをとった学習内容の整理をする習慣をつけるようにしてください。
授業計画
1 ガイダンス: 後期授業内容概説、授業方法や評価基準、事前・事後学習についての説明。
2 Die geglückte Anfänge: Das 18. Jahrhundert: Die neue Sprache (1)
3 Die geglückte Anfänge: Das 18. Jahrhundert: Die neue Sprache (2)
4 Die geglückte Anfänge: Das 18. Jahrhundert: Die neue Sprache (3)
5 Die geglückte Anfänge: Das 18. Jahrhundert: Die unsterbliche Poesie (1)
6 Die geglückte Anfänge: Das 18. Jahrhundert: Die unsterbliche Poesie (2)
7 Die geglückte Anfänge: Das 18. Jahrhundert: Die unsterbliche Poesie (3)
8 Fortgang, Wiederkehr und Ende: Fortgang: Das 19. Jahrhundert (1)
9 Fortgang, Wiederkehr und Ende: Fortgang: Das 19. Jahrhundert (2)
10 Fortgang, Wiederkehr und Ende: Wiederkehr und Ende: Das 20. Jahrhundert (1)
11 Fortgang, Wiederkehr und Ende: Wiederkehr und Ende: Das 20. Jahrhundert(2)
12 Geschichte der Literatur
13 レポート課題配布と課題についての説明。
14 1回から13回目までの授業内容について質疑応答を行う。
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。
その他
参考書 必要に応じて、授業内で指示しますが、授業で紹介する著書の和訳を参考にあげておきます:ハインツ・シュラッファー著、和泉・安川訳『ドイツ文学の短い歴史』同学社 2008年 
成績評価の方法及び基準 レポート(60%)、授業参画度(40%)
オフィスアワー ドイツ文学科事務室に申し出てもらい、面談日を決めます。

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