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科目名 | ドイツ文化講義4 | ||||
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教員名 | 大羅 志保子 | ||||
単位数 | 1 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 文学研究における文化学 (Kulturwissenschaft) の方法論的可能性を考える。 |
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授業のねらい・到達目標 | ゲルマニスティクや文学を専攻し、いずれも文学博士の称号を持つ3人の著者―H. Böhme(ローベルト・ムーズィル研究で博士号)、P. Matussek(ゲーテの『ファウスト』で博士号)、L. Müller(K. Ph. モーリッツの『アントン・ライザー』で博士号)―による文化学についての書物から、いくつかの箇所を抜粋して読むことで、文学研究における文化学の方法論的可能性について検討するのが本授業の目標です。 |
授業の方法 | ガイダンスを兼ねた初回の授業でプリント配布されるテキストを、受講者は前もって必ず調べてくることが本授業の前提です。また講義科目ではありますが、少人数授業の利点を考慮して、教員と学生との双方向性が確保されるメディア授業を念頭において、毎回授業時に事前学習を前提としている受講者に内容を発表してもらい、教員がフィードバックの意味合いで解説・補足・質疑応答をします。テキストで扱われている各種テーマや概念、人物、文芸思潮、思想や歴史的背景についても各自可能な範囲で下調べをしてください。場合によっては、学習事項の重要度に応じて、課題を課すこともあります。いずれにしろ、本授業に冠されたテーマを理解しようとする積極的な授業態度が要請されています。 |
履修条件 | 専攻の履修規定による。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 自らの研究テーマを展開する過程で求められる理論的土台や方法論的考察の陶冶を目指している本授業では、授業で使用するテキストの熟読と深い理解が要請されています。そのためには、週最低3時間は事前学習に充て、必要に応じて、テキストで扱われている各種テーマや概念、人物、文芸思潮、思想や歴史的背景についても充分下調べをし、それに基づいて、授業時に他の受講生や教員と検討・討論する用意ができていることが期待されています。テキストの熟読と正確な理解は、研究者としての自立に欠かせない土台部分ですから、事前・事後学習を通じて語学力を強化することは重要です。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス: 授業の進め方と授業で扱うテーマについて説明します。受講生の研究分野について話してもらいます。使用テキスト配布。 |
2 | Historische Anthropologie (1) |
3 | Historische Anthropologie (2) |
4 | Historische Anthropologie (3) |
5 | Historische Anthropologie (4) |
6 | Erinnerung und Gedächtnis (1) |
7 | Erinnerung und Gedächtnis (2) |
8 | Erinnerung und Gedächtnis (3) |
9 | Erinnerung und Gedächtnis (4) |
10 | Kulturgeschichte der Natur (1) |
11 | Kulturgeschichte der Natur (2) |
12 | Kulturgeschichte der Natur (3) |
13 | Kulturgeschichte der Natur (4) |
14 | 第1回目から第13回目までの内容について質疑応答を行う。 |
15 | これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。 |
その他 | |
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教科書 | 必要な教材をプリント配布します。 |
参考書 | 必要があれば指示します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、授業参画度(30%) 自分の研究テーマのみならず、授業で使用するテキストや資料についての広い見識が求められています。つまり、事前に充分下調べをし、それに基づいて、授業時に他の受講生や教員との検討や討論をする用意ができていることが期待されています。 |
オフィスアワー | ドイツ文学科事務室に申し出でもらい、面談日を決めます。 |