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| 科目名 | ドイツ文化演習7 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 大羅 志保子 | ||||
| 単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | ドイツ文学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業テーマ | マリア・テレズィアの娘たちと婚姻政策 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | ドイツ語圏でベストセラーとなった『母性という神話 (Die Mutterliebe 1981)』の著者、フランスの女性哲学者E.バダンテールは、新著『マリア・テレズィア。女性の権力(Maria Theresia. Die Macht der Frau 2017』のなかで、テレズィアが政治的な領域を、私人としての女性がもつ力と融合させることで、ハプスブルク家のシンボルとなった、男性の支配者にはない独特の政治力を発揮することができた、と論じている。本授業では、そのテレズィアの娘たちの生涯を辿ることで、「戦争はほかの奴にさせておけ、幸いなオーストリアよ、汝は結婚せよ(Tu felix Austria nube)」の標語で有名なハプスブルク家の婚姻政策について考察します。 | 
| 授業の方法 | 初回ガイダンス時に、授業の進め方や受講に際しての注意事項、並びに評価方法や基準について説明します。受講者は毎回必ず「充分な下調べをして(テキストの音読練習、語句や文法事項を丹念に調べ、説明・使用できるようにする、内容の大まかな把握など)」授業に臨んでください。その前提のもと、なるべく多くの人に発表してもらいます。発表者以外の受講生も全員、質問に答えるという形で授業に参加してもらいます。 | 
| 履修条件 | 学科の履修規定による | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 受講者は毎回必ず「充分な下調べをして(テキストの音読練習、語句や文法事項を丹念に調べ、説明・使用できるようにする、内容の大まかな把握など)」授業に臨んでください。また事後学習として、授業のあった週の週末までに、授業で学習した事柄をノートに整理するようにしてください。テキストの音読練習に加えて、本文テキスト全体、またはテキスト中の単語やドイツ語特有の言い回しは書いて覚えるようにしてください。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | ガイダンス: 前期授業内容の説明とテキスト用プリント配布。事前学習の必要がありますから、プリント配布の第1回目授業には必ず出席してください。 | 
| 2 | Vorwort. Maria Theresia als Ehefrau und Mutter (1) 7頁ー11頁 | 
| 3 | Maria Theresia als Ehefrau und Mutter (2) 12頁ー17頁 | 
| 4 | Maria Theresia als Ehefrau und Mutter (3) 18頁ー22頁 | 
| 5 | Maria Theresia als Ehefrau und Mutter (4) 23頁ー26頁 | 
| 6 | Maria Theresia als Ehefrau und Mutter (5) 27頁ー30頁 | 
| 7 | Maria Elisabeth. Eitel, gefallsüchtig, schicksalsgeprüft (1) 105頁ー109頁 | 
| 8 | Maria Elisabeth. Eitel, gefallsüchtig, schicksalsgeprüft (2) 110頁ー115頁 | 
| 9 | Maria Elisabeth. Eitel, gefallsüchtig, schicksalsgeprüft (3) 116頁ー118頁 | 
| 10 | Maria Elisabeth. Eitel, gefallsüchtig, schicksalsgeprüft (4) I19頁ー124頁 | 
| 11 | Johanna Gabriela, Maria Josepha. Früher Tod durch Pocken (1) 151 頁ー154頁 | 
| 12 | Johanna Gabriela, Maria Josepha. Früher Tod durch Pocken (2) 155 頁ー158頁 | 
| 13 | 到達度の確認と解説 | 
| 14 | 1回から13回目までの授業内容について質疑応答を行う。 | 
| 15 | これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。 | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | プリント配布します。 | 
| 参考書 | 必要があれば、授業中に指示します。 | 
| 成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(60%)、授業参画度(40%) 第13週目に授業内試験(試験実施区分: A授業内試験)を行う。ただし、12週目までの授業参画度(事前・事後学習に基づいた授業時での成果)で十分評価可能な場合は、課題等で試験にかえる場合がある。  | 
              
| オフィスアワー | ドイツ文学科事務室に申し出てもらい、面談日を決めます。 |