文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 地球情報数理科学専攻 > 地球化学特論Ⅰ
日本大学ロゴ

地球化学特論Ⅰ

このページを印刷する

科目名 地球化学特論Ⅰ
教員名 木村 眞
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 元素の挙動を基に地球・太陽系の特徴や形成過程を理解することを目指す。
授業のねらい・到達目標 化学的手法、特に元素や同位体、あるいは鉱物学的手法などを用いて、地球や太陽系天体の特徴や現象を理解し、これらの天体が形成する過程を理解する。
授業の方法 スライドによる図表を資料として利用して講義を行う。さらに課題発表や討論を併用して、理解を深めていく。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業計画はおおよその目安である。授業の進行程度を勘案して、受講者との質疑による内容なども考慮して、適宜対応する。授業期間中に簡単な課題を出し、発表してもらう。また、使用したスライドを適宜配付するので、事後学修をこれを基に行って、次の授業までに以前の授業内容について理解しておくこと。
授業計画
1 はじめに: 全体の概要と地球化学的手法
2 太陽系元素存在度(1): 元素存在度の意義
3 太陽系元素存在度(2): 隕石
4 太陽系元素存在度(3): 元素存在度の特徴
5 元素合成(1): 元素合成過程の基礎
6 元素合成(2): 元素合成の過程
7 元素の地球化学的分類
8 課題発表
9 同位体の地球化学と年代学: 同位体と特徴と地球化学への応用概論
10 同位体と年代学(1): 年代学の原理と放射年代
11 同位体と年代学(2): 年代学の応用
12 地球の特徴と進化(1): 地球型惑星の特徴と内部構造
13 地球の特徴と進化(2): 地球型惑星の元素組成
14 地球の特徴と進化(3): 比較惑星学
15 地球の特徴と進化(4): 地球の初期進化
その他
教科書 なし
参考書 兼岡一郎 『年代測定概論』 東京大学出版会 2008年 第3版
松久幸敬、赤木右 『地球化学概説 (地球化学講座1)』 培風館 2005年 第1版
朝倉化学大系 『宇宙・地球化学 (野津憲治)』 朝倉書店 2010年 第1版
松田准一、圦本尚義 『宇宙・惑星化学 (地球化学講座2)』 培風館 2008年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度(40%)、課題発表(30%)
課題発表、質疑応答などによる授業への関与、まとめとしてのレポート作成による内容の理解度を考慮して評価。
オフィスアワー 講師室。授業終了時に時間を相談すること。

このページのトップ