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量子力学入門

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平成28年度以降入学者 量子力学入門
科目名
平成27年度以前入学者
力学2
教員名 石田 浩
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 物理学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 量子力学の基本的考え方を学ぶ
授業のねらい・到達目標 19世紀の終わり、原子核や電子の存在が明らかになるにつれて、古典力学・電磁気学では説明できない現象が観測されるようになった。量子論は、ミクロの世界の自然法則として、多くの物理学者の努力により成立した。本授業では、プランク定数の発見に始まる量子論の成立過程を振り返りながら、量子論の基本的な考え方を学ぶ。また、簡単な系に対して、自分でシュレーディンガー方程式が解けるようになることを目標とする。
授業の方法 通常の講義形式で行う
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 予習,課題レポート作成のため1時間程度の事前学習をすることが望ましい。
授業計画
1 光量子とプランク定数の発見(1)
2 光量子とプランク定数の発見(2)
3 物質の波動性と粒子性:ド・ブロイ波長
4 物質の波動性と粒子性:ボーアの原子模型
5 波動関数と確率解釈
6 物理量の演算子。観測期待値、固有状態
7 場所と運動量の演算子、不確定性関係
8 エネルギーの固有状態とその時間発展
9 シュレーディンガー方程式
10 井戸型ポテンシャル中の粒子
11 中心対称場中の電子の運動:角運動量
12 中心対称場中の電子の運動:水素原子
13 テスト
14 課題授業
15 まとめ
その他
参考書 星野敏春、浅田寿生、藤間信久、田村了、古門聡士 『量子力学入門 -物質科学の基礎-』 学術図書出版社 2006年 第3版
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
オフィスアワー 水曜日18:00~19:30、8A108室。出張等で不在の場青もありますので、事前にお問い合わせください。

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