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科目名 平成27年度以前入学者 |
中国語学演習3 | ||||
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教員名 | 西川 優子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 中国語学習は上級段階に入ると,目の前に立ちはだかるものがある。なかでも次の四つはなかなか手強いものだ。 ①“把”の文②“被”の文(受け身文)③二つの“了”④兼語文(使役文) 習ったことはあるが,使ったことはあまりない,ものばかりではないだろうか? この四つを使えるものにしてみよう!前期は①と②,“把“の文と“被”の文(受け身文)をしっかりと学ぶ。 |
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授業のねらい・到達目標 | 先ずは初,中級段階で学んできたことを整理し,誤解があれば訂正し,次にはどのような場合にどのように使うかを学んで,実際に使えるものを増やしていく。使えるものを増やしていく,これが第一の目標である。第二の目標は,長めの文であったり,表現が多少複雑であるような文を,読めばわかる,聞くのはわかるレベルにまでもっていくことである。第三の目標は、上記の文法事項を使って文を作ることができるようにすることである。中国語で書けるようになる、これがこの授業の最終目標となる。 |
授業の方法 | 授業は構造解説と例文を中心に進められる。①構造の基本解説②例文の日訳③日訳から中国語訳④構造分析とまとめ ②の例文の日訳は二段階に分けられる。第一段階は逐次訳で,全ての語を日本語に置き換える。かなりおかしな日本語になるが,次にそれを中国語に訳する。第二段階は自然な日本語に訳す。次にそれを中国語に訳する。翻訳の往復のなかから出てきた問題点を分析して,構造の理解を深める。 この「翻訳の往復」は,文の構造を深く知ることのできる非常に有効な方法である。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | ●予習について:未習単語の意味と発音(ピンイン)を調べ、既習単語も意味と使い方を確認する。 ●復習について:例文の逐次訳と意訳をノートに書き,それを中国語に訳して書く。 ●辞書の使い方:教室での授業時には,辞書を使ってはならない。自分の力だけで頑張ってみることは,もっとも効果的なトレーニングである。 ●半期授業であり,授業回数は多くはない。受講者には全出席を望む。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:四つの文法項目について “把”の文(処置文)1 “把”の文を成立させる条件,動詞の前に来るプラスアルファ |
2 | 処置文2 “”把の文を成立させる条件,動詞のあとに来るプラスアルファ |
3 | 処置文3 “把”の文を成立させる条件,結果補語 |
4 | 処置文4“把”の文を成立させる条件,方向補語 |
5 | 処置文5 二つの目的語をもつ“把”の文 |
6 | 処置文6 まとめの問題 |
7 | “被”の文(受け身文)1 “被”の文を成立させる条件,動詞の前に来るプラスアルファ |
8 | 受け身文2 “被”の文を成立させる条件,動詞の後に来るプラスアルファ |
9 | 受け身文3 介詞“被”を用いた受け身文 |
10 | 受け身文4 介詞“叫,让”を用いた受け身文 |
11 |
受け身文5 介詞“给”を用いた受け身文 “把”と“被”の併用文 |
12 | 被”の文6 まとめの問題 |
13 | 処置文と受け身文の比較① |
14 | 処置文と受け身文の比較② |
15 | 定期試験 |
その他 | |
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教科書 | 授業時にプリントを配布。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、平常点(20%) |
オフィスアワー | 火曜12時20分~50分,講師室にて。 |