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科目名 平成28年度以降入学者 |
教育学特殊講義1 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
教育学特殊講義1 | ||||
教員名 | 高山 昇 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 演劇的手法を用いた授業(ドラマ教育)の理論と実践手法の探求 |
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授業のねらい・到達目標 | 近年の教育問題の多くは社会問題とのリンクが研究され、既に教育現場の対応だけでは限界があるとの指摘もあります。しかし一方で、実際の授業計画の立案や実践については、まだまだ工夫の余地があると考えられます。この講座では、アクティブ・ラーンニングの観点から、演劇的手法を用いた授業(欧米で行われているドラマ教育)について、考察を深めていきます。ドラマ教育の特徴であるオープンエンドの学習プログラムを体験し、授業実践に関わる総合的な知識と実践的な手法を身につけることをねらいとします。 |
授業の方法 | 前半は講義、後半は演習を中心に授業を行います。講義では、ドラマ教育の歴史、主要な理論や人物に関する解説のほか、日本における授業実践の紹介や検討を行います。演習ではグループワーク、プレゼンテーション、アクティングアウト(特定の場面を演じ合ったり、観合ったりする活動)など、ドラマ教育特有のコンベンション(技法・手法)用いて、個別・具体的な問題をテーマとした演習を行います。また、授業と平行してレポートが課題になります。 |
履修条件 | ありません。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 受講前にシラバスを熟読して下さい。講義内容の変更はありませんが、演習内容は受講者の人数や関心事、授業の進行に応じて変更する場合があります。 授業期間中は、毎回の授業の振り返りと次週授業の予習が授業時間外課題となります。リフレクションシートの記入と配布されたテキストの熟読を怠らないようにして下さい。また、レポートやプレゼンテーションの課題にも、しっかりと時間をかけて取り組んで下さい。提出物は期日厳守を心がけて下さい。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス ~社会の変化と学びの関係をめぐって [授業時間外課題] 事前にシラバスを熟読しておくこと。 |
2 |
ドラマ教育とは ~形態と手法・目的について [授業時間外課題] リフレクションシートの記入。配布されたテキストの10-16頁を熟読しておくこと。 |
3 |
ドラマ教育の歴史 ~英米の実践とその背景について [授業時間外課題] リフレクションシートの記入。配布されたテキストの17-22頁を熟読しておくこと。 |
4 |
ドラマ教育の主要な実践者とその実践理論について [授業時間外課題] リフレクションシートの記入。配布されたテキストの44-124頁中、指示された部分を熟読しておくこと。 |
5 |
日本における実践事例の検討 [授業時間外課題] リフレクションシートの記入。別途配布するプリントを熟読しておくこと。 |
6 |
演習① アクティングアウト(演じ合い)の実践 [授業時間外課題] リフレクションシートの記入。演習に関する質問や提案をまとめておくこと。 |
7 |
演習② リテイクとリライト(再演と再試行) [授業時間外課題] リフレクションシートの記入。演習に関する質問や提案をまとめておくこと。中間口頭発表の準備。 |
8 |
中間口頭発表 [授業時間外課題] 構想メモを作成して口頭発表に臨むこと。発表後は質問された事項についてまとめておくこと。 |
9 |
ドラマ教育の授業デザイン① ~目的と学習構造について [授業時間外課題] リフレクションシートの記入。配布されたテキストの126-133頁を熟読しておくこと。 |
10 |
ドラマ教育の授業デザイン② ~授業の実施にあたって [授業時間外課題] リフレクションシートの記入。配布されたテキストの134-140頁を熟読しておくこと。 |
11 |
演習③ アクティングアウト(演じ合い)の実践 [授業時間外課題] リフレクションシートの記入。演習に関する質問や提案をまとめておくこと。 |
12 |
演習④ ~リテイクとリライト(再演と再試行) [授業時間外課題] リフレクションシートの記入。演習に関する質問や提案をまとめておくこと。 |
13 |
演習⑤ ~コンベンション(技法・手法)の活用 [授業時間外課題] リフレクションシートの記入。個別課題を設定し、口頭発表のプランをまとめておくこと。 |
14 |
個別課題研究 [授業時間外課題] リフレクションシートの記入。個別課題に関する構想メモをまとめておくこと。 |
15 |
全体総括 ~最終口頭発表と質疑応答。授業のまとめ。 [授業時間外課題] 配布されたテキスト・プリントや、リフレクションシート、構想メモなどをポートフォリオとしてまとめておくこと。 |
その他 | |
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教科書 | 教科書はありません。必要に応じて授業でプリントを配布します。 |
参考書 | 小林 由利子 ほか 『ドラマ教育入門』 図書文化社 2010年 第1版 J.ニーランズ ・ 渡部 淳 『教育方法としてのドラマ』 晩成書房 2010年 第1版 里見 実 『学ぶことを学ぶ』 太郎次郎社 2001年 第1版 渡部 淳 『学びを変えるドラマの手法』 旬報社 2010年 第1版 佐藤 信 ほか 『学校という劇場から』 論創社 2011年 第1版 ※ 購入すべき参考書はありません。必要に応じてプリントを配布します。興味のある参考書については、各自図書館等で検索して下さい。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(30%)、口頭発表(中間および最終)(40%)、演習への取り組み(30%) 授業と演習への参加状況、口頭発表を総合し、6割以上を合格とします。 |
オフィスアワー | 質問等には授業後、使用教室にて応じます。 |
備考 | 授業の開始時刻を厳守してください。 欠席した場合は、次週までの指示を仰いでください。 |