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政治学1

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平成28年度以降入学者 政治学1
平成27年度以前入学者 政治学1
教員名 石川 晃司
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 政治に関する基本的な考え方と知識の習得
授業のねらい・到達目標 本講義では、政治学の理論的側面を中心に講述し、政治の全体的な構図を理解してもらうことを目標とします。さらに近代の国民国家がおかれている現状について国際的な視点からも考察を加えます。周知のように、現在、国内的にも国際的にも政治的な大変動が起こっております。現代の政治についての理論や分析手法を理解したうえで、できる限り深く踏み込んでみたいとかんがえております。
授業の方法 授業では様々な補助プリントが配布されます。また、多角的な理解を深めてもらうために、必要に応じて、映画やビデオ教材を使用する予定です。受講生には、批判的な姿勢で授業に参加されることを望みます。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学習は必要ではありませんが、その都度の授業で学習したことを「本当かな?」という批判的視点で検証してみる姿勢が大切です。また、日頃から時事ニュースに関心を寄せておくことが必要です。授業は受講生の理解度を確認しながら進めますので、場合によっては授業計画が前後したり、延長したり端折ったりするかもしれませんが、内容的にはすべて網羅いたします。
授業計画
1 はじめに――政治と政治学
2 近代政治社会の構成原理(1)――個人主義・合理主義・社会契約説・民主主義
3 近代政治社会の構成原理(2)――人権の思想・法の支配・権力分立
4 近代政治社会の構成原理(3)――国民国家と資本主義
5 政治体制とイデオロギー(1)――自由主義・社会主義・(保守主義)
6 政治体制とイデオロギー(2)――ファシズム・トータリターリアニズム
7 政治社会の変容――<市民>民主主義から大衆民主主義へ
8 政治権力の理論
9 政治制度の類型
10 政治過程と政治アクター
11 現代政治社会の諸相と政治
12 現代における国民国家の揺らぎ(1)――グローバリゼーションとエトニ―の反乱
13 現代における国民国家の揺らぎ(2)――資本主義の変容と国際的なカオス状況
14 到達度の確認
15 総括
その他
参考書 石川晃司 『『国民国家と憲法』』 三和書籍 2016年
この本は石川担当の憲法で教科書として使用しているものですが、政治学の授業内容に関連する部分を多く含んでおります。
成績評価の方法及び基準 試験(80%)、授業参画度(20%)
基本的には定期試験でおこないますが、その他に授業内テスト、レポート提出などを行った場合は、それも加味します。
オフィスアワー 2504室(石川研究室)
月曜日16時20分~17時20分
 火曜日13時~14時
備考 質問等は授業の前後にも受け付けます。

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