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平成28年度以降入学者 | 形態学 | ||||
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教員名 | 吉田 敬一郎 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 生命科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 動物、特にヒトの体の形態、構造を肉眼による観察結果、または顕微鏡を使った観察結果から解説する。体の機能は肉眼で観察されるようなマクロな構造、および光学顕微鏡や電子顕微鏡によって観察されるミクロな構造と密接な関係を持っている。そこでそれら機能と構造の関係をできるだけ多くの写真や模式図を使って解説する。さらに、消化器、循環器などの発生、形態形成についても触れ、臓器が個体発生の過程でどのようにして形づくられてきたかについても述べる。 |
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授業のねらい・到達目標 | 体の肉眼的、あるいは顕微鏡による微視的形態、構造と機能との関連性を理解することができる。体の中の臓器の状態を的確にイメージすることができる。また生体の機能と顕微鏡による微視的な構造とを関連付けてイメージすることができるようになる。ヒトそれぞれ顔が違うように体の中の構造も違うということを知り、生命と個人の尊厳が守られなければならないことをあらためて認識するようになる。 |
授業の方法 | 講義形式。できるだけ多くの肉眼的、顕微鏡を使った微視的写真、模式図をプリントにして配布します。その内容をパワーポイントで示しながら授業を進めますが、ときには板書も交えますので、メモの必要もあります。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 配ったプリント、授業中のメモなどによりよく復習をしてください。プリントは再配布しませんので、なくさないようにしてください。事前学修はインターネット上で結構ですから、でてくる臓器、器官が何をするところかについて概要を調べておいてください。 |
授業計画 | |
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1 | 生体の基礎 (1)組織 (2)器官 |
2 | 外皮系 (1)表皮 (2)外分泌腺 |
3 | 支持、運動系I (1)軟骨 (2)骨 |
4 | 支持、運動系II (1)骨格筋 (2)心筋 (3)平滑筋 |
5 | 生体維持系I 消化器A (1)食道 (2)胃 (3)小腸 (4)大腸 |
6 | 生体維持系I 消化器B (1)肝臓 (2)胆嚢 (3)膵臓 |
7 | 生体維持系II 呼吸器 (1)気管(支) (2)肺 |
8 | 生体維持系III 泌尿器 (1)腎臓 (2)膀胱 |
9 | 生体維持系IV 循環器 (1)血管 (2)心臓 (3)血液 |
10 | 生体統御系I 神経系 (1)神経細胞 (2)脳 (3)脊髄 |
11 | 生体統御系II 感覚器 (1)視覚 (2)平衡、聴覚 (3)味覚 (4)嗅覚 |
12 | 生体統御系III 内分泌系 (1)下垂体 (2)甲状腺 (3)副腎 (4)膵臓 |
13 | 生体統御系IV 免疫系 (1)リンパ節 (2)脾臓 (3)胸腺 |
14 | 生体複製系I 男性生殖器 (1)精巣 (2)陰茎 (3)前立腺 |
15 | 生体統御系II 女性生殖器 (1)卵巣 (2)子宮 (3)胎盤 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 福田勝洋 『図説動物形態学』 朝倉書店 2006年 第1版 藤田尚男、藤田恒夫 『標準組織学 総論』 医学書院 2002年 第4版 藤田尚男、藤田恒夫 『標準組織学 各論』 医学書院 2010年 第4版 伊藤隆 『組織学』 南山堂 2005年 第19版 山田安正 『現代の組織学』 金原出版 1994年 第3版 伊藤隆 『解剖学講義』 南山堂 2001年 第2版 相磯貞和 『ネッター 解剖学アトラス』 南江堂 2004年 第3版 塩田浩平 『グレイ 解剖学アトラス』 エルゼビアジャパン 2008年 第1版 瀬口春道 『ムーア 人体発生学』 医歯薬出版 2011年 第8版 記載した参考書が最新の版でない場合があります。購入するときは最新のものを購入してください。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、平常点(20%) |
オフィスアワー | 授業終了時 |