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環境と生命2

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平成28年度以降入学者 環境と生命2
平成27年度以前入学者 環境と生命2
教員名 福島 慶太郎
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 森林・里山・河川・海における環境特性と生態系
授業のねらい・到達目標 森林・里山・河川・海の環境特性についての知識を深め,各生態系における環境と生命の相互作用に関する基礎知識を身につけることを目標とする。また,各生態系間のつながり(連環)にも着目し,顕在化する地球環境問題に対する科学的思考と課題解決に向き合う実践力を養うことを目標とする。
授業の方法 パワーポイントを用いた講義形式で進めるとともに,関係資料を適宜配布する。講義の進行に合わせ,理解度を確認するための小テストを行う。講義中の質疑応答も積極的に行う。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 推薦する参考図書や配布資料を活用し,講義内容に関連する事柄について事前に調べておくことが望ましい。講義終了後は配布資料や各自の授業メモを整理し,講義内容について理解を深めること。
授業計画
1 環境と生命の定義:本講義で扱う環境と生命の基本的概念について概説する
2 雨と生命:地表に降り注ぐ降雨の性質と生命とのかかわりについて解説する
3 森林の環境-植物の生育:森林における植物の生活様式について概説する
4 森林の環境-土壌:森林における土壌の基本的性質について概説する
5 森林の環境-渓流水:森林における渓流水の基本的性質について概説する
6 理解度の確認
7 里山の環境-林業:森林や里山で行われる林業と環境・生命のかかわりについて解説する
8 里山の環境-竹林:竹林と環境・生命のかかわりについて解説する
9 里山の環境-農業:農業と環境・生命のかかわりについて解説する
10 河川の環境:河川における水質や生物の基本的性質について解説する
11 海の環境-沿岸域:河川河口・沿岸域における水質や生物の基本的性質について解説する
12 海の環境-外洋域:外洋における水質や生物の基本的性質について解説する
13 森里川海のつながり:森林・里山・河川・海の各生態系の基本的性質と生態系間のつながりについて解説する
14 森里川海のつながりと環境変化:森林・里山・河川・海で進行している環境変化とその影響について解説する
15 授業の総括
その他
参考書 日本生態学会 『生態学入門』 東京化学同人 2012年 第2版
日本生態学会 『地球環境問題に挑む生態学』 文一総合出版 2011年
巌佐庸・松本忠夫・菊沢喜八郎・日本生態学会  『生態学事典』 共立出版 2003年
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(80%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 授業終了時
備考 生命科学科の学生の場合,この科目を1年次で修得し,2年次で生態学1,2を履修することが望ましい

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