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| 科目名 平成28年度以降入学者  | 
                商業地理学 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 科目名 平成27年度以前入学者  | 
                商業地理学 | ||||
| 教員名 | 佐野 充 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 地理学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 商業地理学の視点から地域再生とまちづくりを解く | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 商業は,財やサービスなどの供給者である商品所有者や商品保管場所と需要者・顧客である人びとや場所とを結びつける市場によって,取引上の利益を得る活動であり,産業である。商業地理学は,市場が国際化・グローバル化したのに伴い,中心地理論やマーケティング論などと相まって,多様化している小売店の立地展開,商店街などの商圏の地域分析,消費者の意識・動向の地理的な影響の分析など,地域分析科学として独自展開してきた。日本の地方都市では,中心市街地の停滞・衰退が問題化している。商業地理学の諸理論とマーケティングの理念を概観しつつ、中心市街地の停滞・衰退がまねいた負の経済活動をめぐる政策的対応の実態、解決を目的とした地域再生とまちづくり戦略の現状とその担い手について,いくつかの事例を取り上げながら整理する。 | 
| 授業の方法 | テーマに基づいて,配布資料・デジタル画像を用いて講義する。随時,受講生の考えや評価を聞く(授業内課題/提出物)。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 各講義内容に沿って,配布資料・紹介した参考文献を用いて事前学習を行い,授業にのぞむこと。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | 都市・地域における商業地理とは何か | 
| 2 | 都市と商業地の変遷:都市の発展と商業・流通の成立.変化する商業地の性格と役割 | 
| 3 | 都市の顔:中心市街地の発展と停滞・衰退.日本の高度経済成長期の商業と消費.モータリゼーションと所得向上. (レポート1) | 
| 4 | 商業地理学の理論1:商業立地論 | 
| 5 | 商業地理学の理論2:中心地理論 | 
| 6 | 商業地理学の理論3:商業地域構造論 (レポート2) | 
| 7 | 都市・地域活性化の議論;中心商店街を護る:大店法による大型店規制 | 
| 8 | 中心商店街を再生する;大店法からまちづくり3法の制定まで | 
| 9 | まちづくり3法:TMOの関係.まちづくり3法の改正と地方都市のコンパクトシティ構想 | 
| 10 | 中心市街地再生と経営戦略の課題と限界;再生手法の見直し | 
| 11 | 暮らしの高度情報化による商業環境の変化;大型店撤退跡地と再利用 | 
| 12 | 都市・地域に内在する地場資源の見直し;まち並みの観光資源化と商業地の変容 (レポート3) | 
| 13 | ライフスタイルの変化と買い物行動の変化:郊外ショッピングセンター、コンビニ、駅ビル・駅ナカの使い分けと集客力 | 
| 14 | 理解度の確認;地域再生,まちづくりと商業地理研究の調査・分析法,統計データの収集と分析 (レポート4) | 
| 15 | 総括;商業地理調査には地理的知識とセンスが重要 | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 教科書は使用しない。 | 
| 参考書 | 授業中に適宜紹介する。 | 
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、レポート(40%)、授業参画度(20%) 授業の進度に合わせての課題レポート4回。最終的な成績評価試験1回。さらに,授業への積極的な参加度を加え,総合的に評価する。  | 
              
| オフィスアワー | オフィスアワー 水曜日18:00-19:00(地理学研究室) |