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教職実践演習

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科目名
平成28年度以降入学者
教職実践演習
科目名
平成27年度以前入学者
教職実践演習
教員名 杉森 知也
単位数    2 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 学生生活(特に、教職に関すること)と教育実習の体験を丹念に省察し、その過程で自己の強み・弱みを自覚する。 また、この振り返りを通して、自己の教職観を見直し、修正する。
授業のねらい・到達目標 1. 学生時代の振り返りを通して、今後の自己成長に必要なことを見出す。
2. 個人ワークやグループディスカッションを通して、教育実習等の経験の振り返りをおこない、それぞれの経験 を共有化する。
3. これらの活動を通して、自己の教職観を再確認・修正する。
授業の方法 振り返りの個人ワークをもとに、グループディスカッションとプレゼンテーションをおこなう。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 1. 大学生活(特に、教職課程に関すること)で得られたことを、教職履修カルテ等をもとに整理すること。
2. 教育実習の記録を、できる限り詳細に取り、保存しておくこと。
授業計画
1 ガイダンス: 本講の目的と概要
[準備]教職履修カルテのほか、教科書・プリントなど教育実習で使用した教材などを整理する。
2 学生時代を振り返る①: 授業の振り返り
[準備]大学の授業で得られたことと「悔い」の残ったことを洗い出すため、教職履修カルテと成績表を準備し、見直しておくこと。また、授業ではその内容をプレゼンテーションするため、発表する内容についてA4×1枚を人数分印刷して持参する。
3 学生時代を振り返る②: 正課外の経験を振り返る
[準備]大学の授業以外で得られたことと「悔い」の残ったことを洗い出し、事前配布するシートに書き込んでおく。また、授業ではその内容をプレゼンテーションするため、発表する内容についてA4×1枚を人数分印刷して持参する。
4 教育実習を振り返る①: 特別活動
[準備]教育実習で関わった特別活動を書き出し、それにどのように自らが関わったか、その結果はどうだったかについて、詳細に書き出し、A4×1枚にまとめ、人数分印刷をして持参する。
5 教育実習を振り返る②: 総合的な学習の時間
[準備]教育実習でおこなった総合的な学習の時間を振り返り、その内容と反省点を明らかにしておく。その内容をA4×1枚にまとめ、人数分を印刷して持参する。
6 教育実習を振り返る③: 情報科の授業内容の省察
[準備]教育実習でおこなった授業すべての指導案を見直しておくこと。その際、生徒への発問、指示、指導方法と手順、時間配分について反省点を洗い出す。
7 教育実習を振り返る④: 情報科の授業での生徒の反応を振り返る
[準備]教育実習でおこなった授業すべての指導案を見直しておくこと。その際、生徒への発問、指示、指導方法と手順、時間配分について、特に生徒の反応を思い返しながら反省点を洗い出す。
8 教育実習を振り返る⑤: 研究授業の指導案を書き直す
[準備]研究授業の指導案について、生徒への発問、指示、指導方法と手順、時間配分、生徒の反応を思い返しながら修正点を明らかにしておく。
9 教育実習を振り返る⑥: 研究授業をおこなう(1)
[準備]当日の授業担当者は、指導案・教材を人数分用意して授業に持参する。
10 教育実習を振り返る⑦: 研究授業をおこなう(2)
[準備]当日の授業担当者は、指導案・教材を人数分用意して授業に持参する。
11 教育実習を振り返る⑧: 研究授業をおこなう(3)
[準備]当日の授業担当者は、指導案・教材を人数分用意して授業に持参する。
12 教育実習を振り返る⑨: 教員との関係・校務
[準備]自己の活動および実習校の先生方を振り返り、教員同士の関係づくりや校務についてどのようなことがおこなわれていたか、詳細に振り返り、その内容をA4×1枚にまとめて授業に持参する。
13 教育実習を振り返る⑩: 生徒との関係づくり
[準備]自己の活動および実習校の先生方を振り返り、生徒との関係づくりがどのような場面、やりとりを通して醸成されていたかについて詳細に振り返り、その内容をA4×1枚にまとめて授業に持参する。
14 教育実習を振り返る⑪: プレゼンテーションの準備
[準備]これまでの授業の諸活動(自らの振り返りと、他の学生との意見交換等)を通して自己の授業観・教職観がどのように変化したかに注目しながら、自己の教員としての指向を具体的なエピソードを組み合わせながらプレゼンテーションできるよう、おおまかにまとめておく。
15 教育実習を振り返る⑫: プレゼンテーション
[準備]第14講で作成したレポートの確認をし、プレゼンテーションするための準備をする。発表資料は、人数分用意をして、授業に持参する(A4用紙で枚数制限なし)。
その他
教科書 なし
参考書 F・コルトハーヘン 『教師教育学-理論と実践をつなぐリアリスティック・アプローチ-』 学文社 2010年
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度は、ディスカッションなどの場面での協力姿勢等で評価する。レポートは、プレゼンテーションの内容で評価する。
オフィスアワー 杉森研究室で、水曜日、木曜日、金曜日に設定する。
備考 ・必ず事前学習をおこない、必要な資料を作成・持参して授業の臨むこと。これができていなければ、授業に出席していても参加していることにはならない。
・この授業でさまざまな資料を駆使して振り返る作業をおこなうことを想定して、実習中に出来事を記載したメモなどを紛失しないようデータの保持につとめること。
・履修人数によっては、シラバスの内容を変更することもある。その場合は、事前に変更点を指示する。

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