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| 平成28年度以降入学者 | 社会学史2 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 平成27年度以前入学者 | 社会学史2 | ||||
| 教員名 | 犬飼 裕一 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 社会学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 | ||
| 授業テーマ | 社会学史のなかの社会2 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 社会学は20世紀初頭前後にまず新しい方法として生まれました。時代はちょうど19世紀までの科学と20世紀以降の科学の立場がぶつかり合っている頃で、社会学は両方の要素を受け取って展開してきました。現に、社会学はヨーロッパの哲学や歴史、そして宗教から多くのものを受け継いでいます。そして、哲学や歴史学の方法であった社会学が、後には独立した学科として成立します。本講義では、哲学や歴史、宗教といった関連領域にも目配りしながら社会学が独自の方法と領域を確立していく様子を説明していきます。 | 
| 授業の方法 | 前期に行った講義「社会学史1」を受けて、後期には20世紀の社会学の代表的な著作を読んでいきます。初期の社会学が歴史学(経済史学)や哲学の方法であったのに対し、20世紀中頃からは独立した学科としての社会学が次第に成立していきます。本講義では代表的な著作を紹介していきますが、前期に論じてきた「古典」とは違って代表的な文献というのは多岐にわたり数も多くなるので、毎年度選択を変えて論じていくことにします。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 講義で紹介するオリジナルの文献をともかく読んできてください。かなり以前の、しかも外国の社会について書かれた文献なので理解が困難な場合もあると思いますが、まず読んでから説明を聞くことで、背伸びの効果が期待できます。これは平明に書き直した概説書では期待できない効果です。 | 
| 授業計画 | |
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| 1 | 社会学の古典とその後 | 
| 2 | カール・マンハイム『イデオロギーとユートピア』1 | 
| 3 | カール・マンハイム『イデオロギーとユートピア』2 | 
| 4 | カール・ポランニー『大転換』1 | 
| 5 | カール・ポランニー『大転換』2 | 
| 6 | フリードリヒ・ハイエク『隷属への道』1 | 
| 7 | フリードリヒ・ハイエク『隷属への道』2 | 
| 8 | ノルベルト・エリアス『文明化の過程』1 | 
| 9 | ノルベルト・エリアス『文明化の過程』2 | 
| 10 | ルネ・ジラール『暴力と聖なるもの』1 | 
| 11 | ルネ・ジラール『暴力と聖なるもの』2 | 
| 12 | ロジェ・カイヨワ『遊びと人間』とヨハン・ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』1 | 
| 13 | ロジェ・カイヨワ『遊びと人間』とヨハン・ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』2 | 
| 14 | 社会学史と周辺領域1 | 
| 15 | 社会学史と周辺領域2 | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 竹内洋 『社会学の名著30 (ちくま新書)』 筑摩書房 2008年 | 
              
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、平常点(20%) | 
              
| オフィスアワー | 授業時間割が決定してからオフィスアワーを決定します。 |