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科目名 平成27年度以前入学者 |
統計物理学特論 | ||||
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教員名 | 平本 尚 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 相関理化学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | ミクロな立場からのマクロな系の理解、平衡と非平衡 |
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授業のねらい・到達目標 | 統計物理学の考え方・手法は、現代科学の様々な分野の基礎 の一つである。この授業は、統計物理学の基本的な考え方を見て行くとともに、有用な計算手法をマスターすることを目指す。 |
授業の方法 | 講義形式 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 前半(5回目まで)は学部レベルの統計熱力学と言えるので全受講者が事後学修等を必要とするわけではない。ただし、この範囲を良く理解していることがそれ以降の授業内容の前提となるので、授業を聞いて少しでも自分の理解に不安を感じたらきちんと事業内容を復習して理解を完全なものにしておくこと。6回目以降に関しては、各回の授業内容を復習する必要がある。理解のための課題を授業中に提示する場合もある。 |
授業計画 | |
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1 | 熱平衡系統計力学の理論体系の復習 1 (等重率の仮定、小正準集合とエントロピー) |
2 | 熱平衡系統計力学の理論体系の復習 2 (正準集合、大正準集合) |
3 | ボース統計とフェルミ統計 |
4 | ボース凝縮 |
5 | 理想フェルミ気体の統計力学 |
6 | ボルツマン方程式、ボルツマン・ブロッホ方程式 |
7 | ボルツマン・ブロッホ方程式と金属の電気伝導度の計算1 |
8 | ボルツマン・ブロッホ方程式と金属の電気伝導度の計算2 |
9 | 非平衡現象と確率過程(概観) |
10 | マルコフ過程とマスター方程式1 |
11 | マルコフ過程とマスター方程式2 |
12 | ランジュバン方程式とフォッカー・プランク方程式1 |
13 | ランジュバン方程式とフォッカー・プランク方程式2 |
14 | 線形応答係数と線形応答理論 |
15 | 線形応答理論による帯磁率、電気伝導度の表式 |
その他 | |
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成績評価の方法及び基準 | 平常点(10%)、レポート(60%)、授業参画度(30%) |
オフィスアワー | 8 号館 A109 にて随時質問に応じる |