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| 科目名 | 学校論研究1 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 北野 秋男 | ||||
| 単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 学力テスト政策から学校のあり方を考えよう。 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | この授業では、戦後から今日までの日本の47都道府県における学力テストの歴史と現状を調べて報告することを目的とする。日本のローカル・テストの歴史は戦後直後から開始されており、今日まで様々な学力テストが実施されてきた。その実施内容は、各都道府県で異なるものであり、そこには各都道府県の特色を見いだせる。そこで、本授業では日本全体を6ブロックに区分して、ブロックごとの学力テストの実施状況を史料に基づいて調べ、報告してみたいと思う。受講学生は、各ブロックを担当し、史料に基づいて報告する。 | 
| 授業の方法 | 本講義では、最初に講義形式で日本の「ローカル・テスト」の展開を解説し、このローカル・テストの歴史的状況の概要を理解する。次に、受講学生一人ひとりが担当する都道府県のブロックを一つ決め、史料を基に報告することを求める。現在、学力の高い県と低い県が存在しているが、こうした差異を生み出すローカル・テストの実施状況の差異も確認する。 | 
| 履修条件 | 特になし | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 受講学生は、6つに区分した都道府県のブロックを一つ担当し、そのブロック内の学力テストの歴史的展開を史料に基づき調べ、報告する。事前学習としては、担当する都道府県ブロックにおける学力問題や学力テストの実施状況などを各都道府県教育委員会などのホームページなどを使って調べておくことが望ましい。発表の際にはレジュメを作成し、共通項目に従って学力テストによる調査内容、方法、結果の公表などを調べ、報告する。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | ガイダンス | 
| 2 | ローカル・テストに関する報告の仮順番の決定・関連資料の検索と確認(研究交流) | 
| 3 | わが国の「ローカル・テスト」の歴史的展開 | 
| 4 | わが国の「ナショナル・テスト」の歴史的展開 | 
| 5 | 全体討論「何を調べ、報告するか」(報告項目の共通トピックの確認)。先行研究の確認 | 
| 6 | ローカル・テストの歴史的展開(1名)北海道・東北ブロック | 
| 7 | ローカル・テストの歴史的展開(1名)関東ブロック | 
| 8 | ローカル・テストの歴史的展開(1名)北陸・信越ブロック | 
| 9 | ローカル・テストの歴史的展開(1名)関西ブロック | 
| 10 | ローカル・テストの歴史的展開(1名)中国・四国ブロック | 
| 11 | ローカル・テストの歴史的展開(1名)九州・沖縄東ブロック | 
| 12 | 全体討論「何が分かり、何が不明だったか。学力の差異は、なぜ生まれたか」 | 
| 13 | 全国の市町村の学力テスト状況 | 
| 14 | 課題の整理と理解度の確認 | 
| 15 | 総括と反省会 | 
| その他 | |
|---|---|
| 成績評価の方法及び基準 | 平常点(30%)、レポート(30%)、授業参画度(40%) 授業への出席、平常点、課題報告の内容などを総合的に評価する。  | 
              
| オフィスアワー | 授業開始前と終了後。その他は、個別に対応。 事前にメールにて連絡を下さい。(kitano@chs.nihon-u.ac.jp)  |