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社会学理論応用研究3

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科目名 社会学理論応用研究3
教員名 松岡 雅裕
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 社会学説の史的展開と現代的転回
授業のねらい・到達目標 社会学説史を紐解きながら、現代という時代背景にマッチした再読を試みる。
授業の方法 講義形式となるが、大学院授業であることを念頭に、受講院生の研究テーマとの接点を考慮しつつ、院生との対話的な考察に重きを置きたい。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 毎回授業終了時に次回講義で取り上げる社会学者を指示するので、事前学習として、最低学部レベルの学説認識は準備されたい。
事後学習としては、授業で取り上げた社会学説と自己の研究テーマとの接点を探っていただきたい。
授業計画
1 ガイダンス(授業構成について)
2 近代市民社会のデザイン(総合社会学の歴史的使命)
3 近代市民社会の解剖学(マルクスとエンゲルス)
4 現代文明に対する問いかけ1:近代文明と秩序形成(フロイトとエリアス)
5 現代文明に対する問いかけ2:支配と理性(フランクフルト学派)
6 現代文明に対する問いかけ3:専門家支配に対する自立と開発(イリッチとギデンズ)
7 現代人の思考構造1:複製技術の時代における批評の役割(ベンヤミン)
8 現代人の思考構造2:メディアと参与性(タルドとマクルーハン)
9 現代人の思考構造3:聖俗理論の役割(デュルケムとゴッフマン)
10 社会システム論の発想1:システムの進化とネットワーク的展開(パーソンズとルーマン)
11 社会システム論の発想2:生活世界とシステム(ハーバーマス)
12 現代の社会的資源と資本1:格差社会において考察されるべき資源と資本の焦点(ロールズとブルデュー)
13 現代の社会的資源と資本2:現代のイデオロギー、知識、文化状況(ダニエル・ベル)
14 文献の検索と精査
15 総括的考察と補足
その他
教科書 なし。
参考書 授業時に指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、レポート(30%)、授業参画度(40%)
オフィスアワー 松岡雅裕研究室。原則水・木・金曜日。

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