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| 科目名 | 社会学実証特別研究4 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 松橋 達矢 | ||||
| 単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業テーマ | 修論に生かすための質的調査法に関する演習 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 修士学位論文執筆に活用できる質的調査法に関する演習であり、かつ社会調査協会の「専門社会調査士」資格取得のための標準カリキュラムで必修科目と位置づけられている「質的調査法に関する演習」に相当する科目でもあります。専門社会調査士/社会調査士資格の取得を希望しない大学院生にも開かれており、質的社会調査のプロセスに沿って授業を展開し、意見交換を徹底的に重ねることを通して、調査法についての理解を深めると共に、質的調査の実習を実際の調査現場で行ってみることによって、より高度な調査力を実践的に磨くことを目指します。 | 
| 授業の方法 | 社会調査のプロセスに沿って質的調査の視点と方法を幅広く学ぶと共に、データ収集・整理ないし分析の各局面ごとの実情に合わせ、文献講読、各自が収集したデータの検討、意見交換を徹底的に重ねることを通して理解を深めます。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 履修生の人数や問題関心に応じて、内容や順番を変更する場合があるものの、期間全体として授業計画の内容をカバーする予定である。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | ガイダンス | 
| 2 | 質的社会調査の方法と意義 | 
| 3 | 質的社会調査の歴史と調査倫理 | 
| 4 | 質的社会調査のプロセス | 
| 5 | 多様なデータ収集・整理・分析方法 | 
| 6 | 聞き取り調査という営み | 
| 7 | 参与観察という営み | 
| 8 | ビジュアル調査という営み | 
| 9 | 「整理」と「分析」の往還(1)(KJ法&グラウンデッド・セオリー①:オープン・コーディングなど) | 
| 10 | 「整理」と「分析」の往還(2)(グラウンデッド・セオリー②:アキシャル&セレクティブ・コーディングなど) | 
| 11 | ドキュメント調査という営み | 
| 12 | 「整理」と「分析」の往還(3)(内容分析と計量テキスト分析①) | 
| 13 | 「整理」と「分析」の往還(4)(内容分析と計量テキスト分析②) | 
| 14 | 修士学位論文の完成に向けて | 
| 15 | まとめ、レポートの提出 | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 戈木クレイグヒル滋子編著 『グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いたデータ収集法』 新曜社 2014年 樋口耕一 『社会調査のための計量テキスト分析――内容分析の継承と発展を目指して』 ナカニシヤ出版 2014年 大谷信介・後藤範章ほか編著 『新・社会調査へのアプローチ』 ミネルヴァ書房 2013年  | 
              
| 参考書 | 授業内で適宜紹介します。 | 
| 成績評価の方法及び基準 | 平常点(40%)、レポート(30%)、授業参画度(30%) | 
              
| オフィスアワー | 授業開講時に指示します。 | 
| 備考 | 「専門社会調査士」資格の取得希望者で、学部時代に「社会調査士」資格を取得していない場合は、学部の科目等履修生になってA・B・C・D+EかFの5科目を履修し単位を取得すること。大学院の開講科目でH・I・Jの3科目を取り、社会調査に基づく実証的な修士論文を執筆すれば、「社会調査士」と「専門社会調査士」の両資格を申請することが出来ます。 |