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| 科目名 平成28年度以降入学者  | 
                英米文学演習4 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 科目名 平成27年度以前入学者  | 
                英米文学演習4 | ||||
| 教員名 | 閑田 朋子 | ||||
| 単位数 | 1 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 英文学専攻 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業テーマ | ヴィクトリア朝小説を読みながら、小説の技法や構造について学ぶ | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | Wilkie Collins作の小説を読み、その社会背景について学ぶと同時に、これを材料に、小説の技法や構造について学び、小説が小説として成り立つためには、何が必要なのか、根本的な問題を考える。作者と読み手がいなくては小説は成立しないし、一般には語り手・登場人物・ストーリー・舞台設定等も必要と考えられる。本テキストにおけるその一つ一つの特徴をおさえながら、たとえば語り手を別のタイプの語り手にするなど、他のあり方を仮定し、その場合に作品がどのように変質するのか考えることで、小説の構造について出席者の一人一人が自分なりの考えを持つことを目標とする。 | 
| 授業の方法 | このシラバスに指定した箇所を必ず読んでくること。授業中はその箇所について原則として英語で質問し、これについて英語でディスカッションを行う。ただし理解が難しいと思われる個所やディスカッションが難しい場合は、日本語で説明を求める場合もある。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | このシラバスに指定した箇所を必ず読んでくること。授業中に質問できるように理解が難しい場所を明確にしてくると同時に、全体としてはその場面の舞台設定や、登場人物についての詳細、あらすじ等を英語で説明できるようにしておくこと。そのほかに各回で、次の回で質問する内容を問いかけるのでこれについても英語で考えてくること。それぞれの回の授業後に担当者は、授業で行ったディスカッションの内容をまとめて、英語でプリントを作成する。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | ⅩⅧ.The Search in the Grounds | 
| 2 | ⅩⅨ. The Evil Genius | 
| 3 | ⅩⅩ.The Policeman in Plain Clothes | 
| 4 | ⅩⅩⅠ.The Footstep in the Corridor | 
| 5 | ⅩⅩⅡ.The Man in the Dining-Room | 
| 6 | ⅩⅩⅢ.Lady Janet at Bay | 
| 7 | 
                  ⅩⅩⅣ.Lady Janet's Letter ⅩⅩⅤ.The Confession  | 
              
| 8 | ⅩⅩⅥ.Great Heart and Little Heart | 
| 9 | ⅩⅩⅦ.Magdalen's Applenticeship | 
| 10 | ⅩⅩⅧ.Sentence is Pronounced on Her | 
| 11 | ⅩⅩⅨ.The Last Trial | 
| 12 | Epilogue Ⅰ. | 
| 13 | 授業内試験と解説 | 
| 14 | EpilogueⅡ~Ⅳ読解 | 
| 15 | まとめと質疑 | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | Wilkie Collins, The New Magdalen, British Library, 1874 | 
              
| 参考書 | 本書は大英図書館が同名の書(London: Richard Bentley, 1874)をデジタル化し、それをさらに印刷した版である。 | 
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、レポート(20%)、授業参画度(40%) | 
              
| オフィスアワー | 初回授業で指示する。 |