文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 国文学専攻 > 現代文学特殊研究2
日本大学ロゴ

現代文学特殊研究2

このページを印刷する

科目名 現代文学特殊研究2
教員名 久米 依子
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 現代文学とリアリズム
授業のねらい・到達目標 80年代以降の現代文学は、近代的リアリズムの表現から離れ、非日常性や記号的表象によって、社会への問いかけを行っている。日本の状況の捉え方はどう変わったのか。文学やエンターテインメントの中のリアルの問題を考える。
授業の方法 講義形式をとるが、受講生にも扱うテクストを考えてもらうなど、受講生の意見を重視する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 毎回の授業前に、扱うテクストを読んでおくこと。授業中に意見を聞きます。授業後は、授業で得た知識やディスカッションで得た見解を確認し、授業内容をふまえたレポートの作成の準備をする。
授業計画
1 ガイダンス
2 時代状況の説明
3 文学の変容、概観
4 現代社会とリアル
5 村上春樹を読む――時代の変容
6 村上春樹を読む――グローバリズムの中の文学
7 村上春樹を読む――喪失のゆくえ
8 小川洋子を読む――日常への嫌悪
9 小川洋子を読む――身体と欠損
10 現代文学の想像力
11 エンターテインメントの役割
12 エンターテインメントの挑戦
13 エンターテインメントと戦闘
14 物語とジェンダー
15 全体のまとめ
その他
教科書 プリントを使用するが、テクストによっては購入もしてもらう。
成績評価の方法及び基準 平常点(40%)、レポート(40%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 水曜昼休み、木曜3限 7号館4階久米研究室

このページのトップ