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日本史特殊講義1

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科目名 日本史特殊講義1
教員名 鈴木 國弘
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 嘉禄の法難以降、専修念仏衆は、有力信者が作る多くの宗派に分かれていった。その代表として、西山派を作った善恵房証空、東国武士による東国布教を介添えするために派遣され、その地において新しい宗教活動を展開し始めた親鸞、嘉禄事件の張本の一人として東国に流された隆寛という三人がある。この三人を対象として、東国における専従念仏の種々相を考えてみたい。特に証空と宇都宮一族の関係、及び隆寛と毛利一族との関係に注目していきたい。
授業のねらい・到達目標 授業の狙いは、東国における専修念仏の発展が、東国における領主制の発展と、良きにつけ、悪しきにつけ、どのような関わり合いを見せていたかという問題である。あわせて、こうした東国の動向に対して、鎌倉幕府―武家政権がどのような姿勢をとっていたかもぜひ明らかのしたい問題です。
授業の方法 主要史料を配布して、解読しつつ論点を定めていきます。できるだけ大きな視野から考えていきたいものです。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 専門の学者も「わからない」と手をこまねいている問題です。自由に考えを述べ合いましょう。
授業計画
1 史料の配布。問題点の指摘。
2 上に同じ。
3 嘉禄の法難の概説を述べる。
4 嘉禄「法難」以後における法然の有力弟子たちの行動を探る。
5 上に同じ。
6 上に同じ。
7 上に同じ。
8 証空と宇都宮一族との関係について概論を述べる。
9 宇都宮一族の研究史を検討。。
10 上に同じ。
11 顕密仏教と浄土宗との「東国信者」獲得を巡る戦いの様相。
12 上に同じ。
13 上に同じ。
14 上に同じ。
15 上に同じ。
その他
成績評価の方法及び基準 レポート(70%)、授業参画度(30%)
オフィスアワー 授業の直後一時間。

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