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演劇論

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平成28年度以降入学者 演劇論
平成27年度以前入学者 演劇論
教員名 埋忠 美沙
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 社会の中の歌舞伎
授業のねらい・到達目標 近世から現代までの社会の中での歌舞伎の位置づけについて、広い話題を取り上げて考察します。ともすれば古い特殊な芸能と思われがちな歌舞伎ですが、様々な時代の社会的な出来事を如実に反映していると共に、近現代の文化にも大きな影響を与えてきました。歌舞伎と社会・文化との関わりを理解することを通じて、広い視野を養うことをめざします。具体的には、興行システム・作劇法といった演劇専門のテーマから、検閲・戦争といった政治や、現在人気の文化(宝塚、2,5次元ミュージカル、漫画など)との関係、西洋との関わりにいたるまでを取り上げる予定です。
授業の方法 講義形式で進行。
演劇というテーマの性質上、理解を深めるため各回部分的に演劇の映像を視聴します。
各回終了後、レビューシートの提出を求めます。
内容に合わせたゲストスピーカーも予定しています。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業で紹介する関連書を読み、舞台・映像を見ることが望ましい。
授業計画
1 オリエンテーション/本講義の目的と概要
2 興行システム1/江戸歌舞伎の興行システム
3 興行システム2/近代歌舞伎の興行システム
4 ドラマツルギー/歌舞伎の作劇法
5 公権力と検閲1/江戸歌舞伎の検閲
6 公権力と検閲2/近代歌舞伎の検閲
7 歌舞伎が描いた戦争1/源平合戦と大坂の陣
8 歌舞伎が描いた戦争2/近代の戦争
9 歌舞伎・演劇・サブカルチャー1/歌舞伎とサブカルチャー
10 歌舞伎・演劇・サブカルチャー2/漫画と演劇
11 時代とジャンルを超えるヒーロー1
12 時代とジャンルを超えるヒーロー2
13 世界の中の歌舞伎1/歌舞伎の中の西洋
14 世界の中の歌舞伎2/アメリカにおける歌舞伎
15 予備日/レビューシートに基づく補足
その他
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、出席回数(20%)、各回のレビューシート(30%)
授業開始後20分までを遅刻とし、その後は欠席扱い。遅刻2回で欠席1回。授業回数の3分の2以上出席で評価対象。
オフィスアワー 授業終了時
備考 学期中に実際に歌舞伎を観にいくことが望ましい。チケットの半券提出で出席回数を加算(1回限り)。
ゲストスピーカーの都合次第では、この授業計画通りに進まない可能性があります。

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