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日本語中上級5

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平成28年度以降入学者 日本語中上級5
平成27年度以前入学者 日本語中上級5
教員名 鮮于 媚
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 上級学習者のための日本語の文法と表現
授業のねらい・到達目標 この授業は上級レベルの日本語を適切に使い、自分の日本語として定着させることを目標としています。特に、この授業では、日本語の文法演習を行います。主に、次の二つのテーマを扱います。本授業で扱う文法表現は「自動詞、他動詞、使役、受身」です。これらのテーマに加え、話し方のトレーニングを行います。文法表現の到達目標は、基本的な使い方を習得することと、さらに、文法項目についてルールを発見しながら、自らの使い方の基準を持つようになることです。話し方のトレーニングの到達目標は、日本語の発音の基本的なルールを習得することと、表現意図にあったイントネーションで表現ができるようになることです。
授業の方法 授業は基本的にグループ活動を前提としたものです。授業の前半には、話し方のトレーニングを行います。こちらは、グループになり、練習をします。授業の後半は、文法表現について共通理解をするとともに、グループになって話し合いを行います。授業は、「予習」ー「活動」ー「復習」の過程を踏みながら進行して行きます。
履修条件 日本語を母語としない留学生を対象とした科目です。
留学生のみ履修可。第1回の授業時にレベル調整を行うので、履修希望者は必ず出席すること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 毎週、学ぶべき文法項目が提示されます。受講生のみなさんは、教科書や参考書を予習してください。授業中には、みんなと話し合いながら、理解を深めます。授業後は、テキストの課題を解きながら、理解を深めます。主な文法項目が終わりますと、「総合テスト」を行います。この作業は受講生のみなさんがどこまで理解し、どこが難しかったのかを確認すると共に、自らどこまでできているのかを確認するチャンスにもなります。授業中だけではなく、普段の生活で使っている日本語も意識した使うようにしましょう。
授業計画
1 オリエンテーション:授業の説明、教科書の紹介、話し方のトレーニング
2 「前半」:日本語の発音について
「後半」:自動詞と他動詞(1)
3 「前半」:日本語の発音の練習 
「後半」:自動詞と他動詞(2)
4 「前半」:発音練習(音素レベル)
「後半」:自動詞と他動詞(3)慣用的表現など
5 「前半」:発音練習(リズム)
「後半」:自動詞と他動詞のまとめ
6 「前半」:発音練習(リズム2)
「後半」:授受表現
7 「前半」:発音練習(イントネーション1)
「後半」:使役 (さ)せる−1
8 「前半」:発音練習(イントネーション2)
「後半」:使役 (さ)せるー2
9 「前半」:発音練習(アクセント1)
「後半」:使役の総合練習
10 「前半」:発音練習(アクセント2)
「後半」:受身の基本表現
11 「前半」:発音練習(総合練習1)
「後半」:受身(ら)れるー1
12 「前半」:発音練習(総合練習2)
「後半」:受身(ら)れるー2
13 「発表会:アフレコ大会」
14 自宅学習(自動詞、他動詞、使役、受身)
15 期末テスト
「自動詞・他動詞・(さ)せる、(ら)れる」
その他
教科書 安藤節子(あんどうせつこ)、小川誉子美(おがわよしみ) 『上級 日本語文法演習 自動詞・他動詞、使役、受身』 スリーエーネットワーク 2014年 第9版
教科書は必ず購入してください。授業では、教科書の中でも重要な部分を取り出して説明し、練習を行います。
課題は、教科書の練習問題を解くことです。総合テストは教科書の例文から出ますので、予習、復習を行ってください。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業参画度(30%)、出席(20%)
欠席すると総合点数からマイナス2点となります。そして、遅刻(15分以上)はマイナス1点となります。30分以上遅刻した場合は、欠席の扱いとなります。
本授業は、「前半」「後半」のそれぞれグループ活動を行います。積極的に授業に取り組み、活動することが何より大事(評価の対象)です。
そして、授業態度も評価の対象となります。
オフィスアワー まずはメールで連絡をしてください。
sonu.mee@nihon-u.ac.jp

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