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日本語史4

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平成28年度以降入学者 日本語史4
平成27年度以前入学者 日本語史4
教員名 染谷 裕子
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 日本語の語彙および文章の変遷を概説する。
授業のねらい・到達目標 日本語の語彙と文章の変遷を、「古代」と「近代」という大きな流れでとらえ、その変化の背景、現代語との関わりについて理解し、説明できることを目標とする。
授業の方法 プリントをもとにして講義形式で進めていく。後半10分は毎回リアクションペーパーを書いてもらい、事後の授業でとりあげ、講評する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業前は授業内容を必ず確認し、事前に配付する文章(翌週の授業内容に関わる文章)をよく読み、わからないことばは辞書で調べ、内容を理解しておくこと。授業後はノートを読み直すなどよく復習し、次回の授業に出席すること。なお、授業期間中に、授業で得られた知識を定着し、より広い知識を身につけるために、日本語史関係の新書を最低1冊は読んでおくこと(レポート提出あり)。
授業計画
1 ガイダンス(今年度の流れと参考書の紹介、「語彙史」と時代区分)
【準備】日本史の大きな流れを復習しておくこと。
2 古代の語彙と文章1(和語と漢語、古代の特質、奈良時代の語彙と文章)
【準備】語種(和語・漢語・混種語)の理解、配付プリント例文の解釈
3 古代の語彙と文章2(平安時代の文体、漢文訓読文と訓読語)
【準備】「漢文訓読文」の理解、配付プリント例文の読み下しと解釈
4 古代の語彙と文章3(和文と和文語、和歌と歌語)
【準備】「和語」と「和文語」、「歌語」の理解、配付プリント例文の解釈
5 古代の語彙と文章4(変体漢文と記録語、和漢混淆文と語彙)
【準備】「変体漢文」の理解、配付プリント例文の読み下しと解釈
6 古代の文章の変遷
【準備】平安文学史の復習、配付プリント例文の解釈
7 近代の語彙と文章1(漢語の増加と通俗化1室町時代)
【準備】配付プリント例文の解釈
8 近代の語彙と文章2(漢語の増加と通俗化2江戸時代)
【準備】配付プリント例文の解釈、用例の意味の確認
9 近代の語彙と文章3(口頭資料と俗語)
【準備】配付プリント例文の解釈、用例の意味の確認
10 近代の語彙と文章4(外来語と位相語) ※ブックレポート提出
【準備】配付プリント用例の意味の確認、空欄補充
11 近代の語彙と文章5(明治以後の語彙)
【準備】漢音読み・呉音読みの理解、用例の意味の確認
12 近代の文章の変遷1(室町・江戸時代の文章)
【準備】配付プリントの例文の解釈
13 近代の文章の変遷2(明治時代の文章)
【準備】配付プリント例文の解釈
14 理解度の確認
【準備】第1回~第13回までの総復習
15 総括
【準備】第1回~第13回までの総復習と確認
その他
教科書 なし
参考書 山口仲美 『日本語の歴史 (岩波新書)』 岩波書店 2006年 第初版
木田章義 『国語史を学ぶ人のために』 世界思想社 2013年 第初版
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、レポート(20%)、授業内テスト(50%)
第10回にブックレポートを提出し、第14回に授業内試験を行う。平常点はリアクションペーパーによるものであるが、内容によって判断する(単なる出席点ではない)。
オフィスアワー 授業終了時
備考 質問があれば毎回配付するコメントシートに記入してください。次回授業時に回答します。

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