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現代日本語学の方法2

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平成28年度以降入学者 現代日本語学の方法2
平成27年度以前入学者 現代日本語学の方法2
教員名 荻野 綱男
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 質問調査法の実際
授業のねらい・到達目標 質問調査の手法について、現実の調査の例などに即して具体的に学ぶとともに、受講者が自力で質問調査の実施が可能になることを目標とする。その意味で、卒論などで質問調査を行う予定者にも役立つようにしたい。
授業の方法 荻野の講義が中心となる。質問調査のさまざまな側面について学ぶ。また、現実の質問調査を取り上げて、その調査のようすから結果の分析までを解説する。受講者は、調査計画を練り上げて、レポートを書くことになる。アンケート調査を念頭におくが、現実の調査票を自分で作成することがレポート課題である。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学修としては、以下に示す参考書などを読んで、質問調査とはどんなものか、ある程度のイメージを持ってもらいたい。
事後学修としては、毎回の講義でいろいろな内容が扱われるので、授業後にそれらを整理し、自分なりの考え方をきちんと持つようにしてもらいたい。講義で話された内容がすべて絶対に正しいということはない。むしろ批判的にとらえながら、自分の考え方を形成することが重要である。
授業計画
1 イントロダクション
2 調査計画
3 調査票の設計
4 質問文の作成方法
5 調査の実施と集計
6 現実の調査票の批判的検討[1] 調査概要
7 現実の調査票の批判的検討[2] 調査票前半
8 現実の調査票の批判的検討[3] 調査票後半
9 質問調査と WWW 調査
10 WWW による超大規模質問調査[1] 調査概要
11 WWW による超大規模質問調査[2] 地域差
12 WWW による超大規模質問調査[3] 年齢差
13 現実の調査票の例(日本語学会会員調査)
14 課題学習(レポート執筆)
15 日本語学会会員調査の集計結果
その他
教科書 なし。適宜プリントを配布する。
参考書 『現代の質問調査法 (「日本語学」2004年6月臨時増刊号)』 明治書院 2004年 第1版
荻野綱男・田野村忠温 『質問調査法と統計処理 (講座 ITと日本語研究 8)』 明治書院 2012年 第1版
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(80%)
オフィスアワー 水曜日 16:20-17:50

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