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考古学特講3

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平成28年度以降入学者 考古学特講3
平成27年度以前入学者 考古学特講3
教員名 品川 欣也
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 弥生時代や文化の基本的な構成要素を理解する。
授業のねらい・到達目標 弥生時代や文化の基本的な構成要素を理解するために年代、農耕、金属器、集落、墓制などについて解説し、現状の研究の到達点を理解することを目標とする。
授業の方法 発掘調査の事例や研究成果をふまえ、写真や図を多く用いて授業を進め、関連する参考文献などを適宜紹介する。授業の理解度を確認するために、数回にわたって授業内テストを行う。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学習として、参考文献をあらかじめ読んで理解を深めておくこと。適宜授業中に事後学習に必要な文献を紹介する。近隣の遺跡や博物館などを見学し、弥生時代の関係資料の見学をすすめる。
授業計画
1 ガイダンス 授業の進め方と内容
2 弥生時代・文化観の形成(1)第2次世界大戦以前
3 弥生時代・文化観の形成(2)第2次世界大戦以後
4 弥生時代の年代論(1)土器編年
5 弥生時代の年代(2)暦年代
6 弥生時代の年代論(3)放射性炭素年代
7 農耕社会の形成(1)縄文農耕と弥生農耕の違い
8 農耕社会の形成(2)稲作の起源と日本列島における稲作の開始
9 農耕社会の形成(3)稲作の広がりと生業の変化
10 金属器の採用と普及(1)武器形青銅器と銅鐸
11 金属器の採用と普及(2)鉄器
12 集落と墓(1)環状集落と環濠集落の違い
13 集落と墓(2)集落と墓にみられる社会の階層化
14 弥生時代・文化の理解度の把握(これまでの授業の内容をまとめておくこと)
15 最新の調査研究成果の紹介
その他
参考書 石川日出志 『農耕社会の成立 (岩波新書)』 株式会社岩波書店 2010年 第初版
藤尾慎一郎 『弥生時代の歴史 (講談社現代新書)』 株式会社講談社 2015年 第初版
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業内テスト(50%)
オフィスアワー 授業終了時に質問を受け付ける

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