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西洋史特講2

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平成28年度以降入学者 西洋史特講2
平成27年度以前入学者 西洋史特講2
教員名 坂口 明
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 共和政末期の内乱と帝政への始動
授業のねらい・到達目標 地中海世界を支配する帝国にまで発展したローマは、国内の矛盾を抱えることになった。これを解決し、国家の体制を革新しようとする動きが、共和政末期の内乱と権力闘争を生み出し、帝政へと歴史は動いていく。この過程を、政治・社会・経済などの面から検討する。単に史実を知るだけでなく、史料をもとにしてどのように歴史が再構成できるのかも学ぶ。
授業の方法 講義形式でおこなう。史料(和訳、図像も含む)のプリントも配布し、史料にもとづいた理解が得られるようにする。テーマに応じて、DVDなども使用する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前にローマ史に関する一般書(市販の『世界の歴史』などに収められているものでOK、小説は除く)を読んでおけば、理解が容易になるであろう。また、授業中に参考文献を紹介するので、関心に応じてそれらを読めば、理解が深まり、自分の問題を見出すことができるであろう。
授業計画
1 導入
2 グラックスの改革(1)ティベリウス・グラックス
3 グラックスの改革(2)ガイウス・グラックス
4 マリウスの兵制改革
5 スラの独裁
6 奴隷制(1)農業
7 奴隷制(2)工業、商業、鉱山業、剣闘士
8 奴隷反乱(1)シチリアの奴隷反乱、スパルタクスの反乱(1)
9 奴隷反乱(2)スパルタクスの反乱(2)、奴隷反乱の影響
10 共和政末期の属州支配
11 内乱の終結(1)第1回三頭政治
12 内乱の終結(2)カエサルの独裁
13 内乱の終結(3)カエサルの暗殺、第2回三頭政治、オクタウィアヌスの権力掌握―帝政の成立へ
14 課題学習
15 総括、質疑
その他
参考書 授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 試験(100%)
出席はとらないが、授業に出ることなく単位を取得することはきわめて難しい。
オフィスアワー 授業終了後

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