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日本史特講4

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平成28年度以降入学者 日本史特講4
平成27年度以前入学者 日本史特講4
教員名 小川 雄
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 徳川権力成立史
授業のねらい・到達目標 近世のほぼ全期間は、徳川将軍家を政治秩序の中心として推移した。徳川氏は西三河の国衆(安城・岡崎松平氏)を始点として、16世紀後半に急速な成長を遂げ、17世紀初頭に日本全域の大名家を総括する政治秩序(幕藩体制)を創出した。また、徳川氏は足利将軍家の政治秩序を再起動しつつ、戦国時代を経て成立した諸状況に適応した体制を構築していった。本講義では、徳川権力の形成過程を確認して、近世・江戸時代の基礎構造を学習することを目標とする。
授業の方法 配布したプリントを使用した講義形式。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 予習用プリント(第2回から配付)で提示したキーワードについて、『国史大辞典』(吉川弘文館)などを用いて調べておくこと。事後学修については、授業用プリントで掲示した参考文献を読むことも推奨する。なお、授業計画を変更する場合もある。
授業計画
1 ガイダンス
2 徳川将軍家と足利将軍家
3 領域権力としての徳川氏
4 徳川氏と織豊政権
5 一門大名の創出
6 譜代大名の創出
7 徳川将軍家と外様大名①(旧戦国大名について)
8 徳川将軍家と外様大名②(織豊取立大名について)
9 「鎖国」の形成①(東ユーラシアとの関係)
10 「鎖国」の形成②(ヨーロッパとの関係)
11 旗本と将軍親衛隊
12 徳川将軍家の水軍
13 徳川将軍家と天皇家
14 授業内試験(理解度の確認)
15 総括
その他
教科書 各回に授業用プリントを配布する。
参考書 授業用プリントに参考文献を掲示する。
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、平常点(30%)
平常点については、授業態度・レポートなどによって判断する。
オフィスアワー 開講日の午後に、講師室で質問に応じる。

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