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日本史特講3

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平成28年度以降入学者 日本史特講3
平成27年度以前入学者 日本史特講3
教員名 小川 雄
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 徳川将軍家と譜代大名
授業のねらい・到達目標 近世(江戸時代)の日本は、大名家(領域権力)が全国に群立する「大名の時代」であり、諸大名は徳川将軍家(江戸幕府)に従属して、政治的統合を成立させていた。そして、徳川将軍家の全国統治と政務運営を支えた主柱が、将軍家によって取り立てられた譜代大名であった。本講義では、授業ごとに個別の譜代大名を取り上げ、領域権力としての存立状況や、幕閣としての活動状況を確認する。これによって、徳川将軍家を支えた譜代大名の基本的なあり方を学習することを目標とする。
授業の方法 配布したプリントを使用した講義形式。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 予習プリント(第2回から配付)に目を通し、『国史大辞典』(吉川弘文館)などを用い、キーパーソン(予習プリントで提示)について調べておくこと。事後学修については、授業用プリントで掲示した参考文献を読むことも推奨する。なお、授業計画を変更する場合もある。
授業計画
1 ガイダンス
2 譜代大名概論
3 家康異父弟の系譜①(松山松平氏について)
4 家康異父弟の系譜②(桑名松平氏について)
5 戦国時代に分立した家①(石川氏について)
6 江戸初期に分立した家②(安藤氏について)
7 庶流から取り立てられた家(板倉氏について)
8 「松平」名字を与えられた家①(松井松平氏について)
9 「松平」名字を与えられた家②(大河内松平氏について)
10 戦国大名の旧臣①(岡部氏について)
11 戦国大名の旧臣②(土屋氏について)
12 外様から譜代に転じた家(真田氏・脇坂氏について)
13 側用人から名門譜代へ(柳沢氏について)
14 授業内試験(理解度の確認)
15 総括
その他
教科書 各回に授業用プリントを配布する。
参考書 授業用プリントに参考文献を掲示する。
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、平常点(30%)
平常点については、授業態度・レポートなどによって判断する。
オフィスアワー 開講日の午後に、講師室で質問に応じる。

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