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| 平成28年度以降入学者 | 日本史特講6 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 平成27年度以前入学者 | 日本史特講6 | ||||
| 教員名 | 舟橋 正真 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 史学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業テーマ | 象徴天皇制の歴史的展開と政治 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 日本国憲法に規定された「象徴天皇制」とは何であるのか。本講義では、この問いを重視し、象徴天皇制の歴史的展開を政治史の側面から検討していく。具体的には、保守勢力や革新勢力など戦後政治勢力の象徴天皇観の変遷を分析することで、戦後政治史における象徴天皇制の形成と定着、そして展開の過程を明らかにし、その歴史的意義を考察する。 | 
| 授業の方法 | プリントを配布し、講義形式で行う。また授業時に出席票を配布するため、質問等は裏面に書いて提出。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 昭和戦後史の概説を、授業前に予習しておくことが望ましい。主な参考文献としては、古川隆久『昭和史』(ちくま新書、2016年)が挙げられる。授業後は、配布したプリントをよく復習し、加えて授業内で紹介した参考文献を読むことで、授業内容の理解をより深めてほしい。その他は、必要に応じて指示する。なお、授業計画は若干変更することもある。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | オリエンテーション | 
| 2 | ポツダム宣言の受諾 | 
| 3 | 敗戦直後の天皇処遇問題 | 
| 4 | 象徴天皇制の成立 | 
| 5 | 日本国憲法施行後の昭和天皇 | 
| 6 | 昭和天皇の退位問題 | 
| 7 | 象徴天皇制の形成 | 
| 8 | 「大衆天皇制」論 | 
| 9 | 象徴天皇制の定着 | 
| 10 | 高度成長期の昭和天皇と政治 | 
| 11 | 象徴天皇制の展開(1) 政治・外交面 | 
| 12 | 象徴天皇制の展開(2) 戦争責任問題 | 
| 13 | 晩年の昭和天皇と政治 | 
| 14 | 授業内試験 | 
| 15 | まとめ:映像にみる象徴天皇制 | 
| その他 | |
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| 教科書 | とくに指定しない。 | 
| 参考書 | 渡辺治 『戦後政治史の中の天皇制』 青木書店 1990年 ケネス・ルオフ 『国民の天皇』 共同通信社 2003年 冨永望 『象徴天皇制の形成と定着』 思文閣出版 2010年 古川隆久 『昭和天皇』 中央公論新社 2011年 河西秀哉編 『戦後史のなかの象徴天皇制』 吉田書店 2013年 その他の参考書は、授業内で紹介する。  | 
              
| 成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(100%) | 
              
| オフィスアワー | 授業後、教室で行う。 |