文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 地理学科 > アフリカ地誌
日本大学ロゴ

アフリカ地誌

このページを印刷する

科目名
平成28年度以降入学者
アフリカ地誌
科目名
平成27年度以前入学者
アフリカ地誌
教員名 孫 暁剛
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 「多様性」、「人と自然の共生」、「持続と変容」をキーワードとして、現代アフリカの特徴と諸問題をマクロとミクロな視点から理解する
授業のねらい・到達目標 まず、アフリカの自然地理について地形・気候・植生の特徴を地域ごとで解説しその多様性を理解する。そのうえで、今日のグローバルな気候変動がアフリカの自然環境に与える影響の事例を紹介する。次に、アフリカにおける自然環境と社会文化の多様性の相関を、講師による実地調査の資料をもとに解説する。最後に、今日のアフリカをめぐる政治・経済・環境・開発援助の諸問題をグローバル・リジョンナル・ローカルな地理スケールから考察する。全体としてアフリカを身近に、総合的に理解することを目標とする。
授業の方法 講師によるプレゼンテーション形式で講義を行なう。講義内容の一部は参考資料として配布するが、各自講義ノートをとることをつよく薦める。質問は授業中または質問票で受け付ける。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 各回講義の最後に、講義内容に関する参考文献、復習要点、次回の講義の予習について知らせる。
授業計画
1 イントロダクション:「多様性」の大陸アフリカ
2 アフリカ大陸の形成と地形の特徴
3 アフリカの気候と植生の分布と特徴
4 アフリカにおける気候変動と自然災害
5 熱帯雨林地域の自然と文化
6 サバンナ地域の自然と文化
7 サヘル・砂漠地域の自然と文化
8 高地と河川流域の自然と文化
9 アフリカにおける伝統的な生業と近代化
10 アフリカの近代史と現代政治
11 アフリカの資源と経済発展を考える
12 アフリカの都市化と環境問題を考える
13 アフリカの貧困と開発援助を考える
14 学習内容の確認(授業内テスト)
15 補足と総括
その他
教科書 松田素二 『アフリカ社会を学ぶ人のために』 世界思想社 2014年 第1版
各回講義の最後に、講義内容の復習と事前学習に関連する章を指定するので、必ず読んでおくこと。
参考書 水野一晴 『アフリカ自然学』 古今書院 2005年 第1版
入手困難のため教科書に指定しませんが、本講義の前半の部分をより深く理解するためにぜひ図書館から借りて勉強してください。
成績評価の方法及び基準 試験(40%)、レポート(20%)、授業参画度(40%)
授業参画度(出席・質疑応答・コメント)、課題レポート(一回)、最終試験(一回)の成績を総合して評価する
オフィスアワー 授業終了時

このページのトップ