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| 科目名 平成28年度以降入学者  | 
                物質科学のフロンティア2 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 科目名 平成27年度以前入学者  | 
                物資科学のフロンティア2 | ||||
| 教員名 | 真下 清 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 総合教育科目 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 有機エネルギー資源の解説と環境への影響 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 東日本大震災による福島第1原子力発電所の事故を契機にして我が国のエネルギー事情は一変した。原子力発電所の運転中止や再稼働がままならない状況の中で有機資源物質である石炭・石油・天然ガスなどの比重が従来に増して大きくなっている。これらの有機資源の生産量や利用方法などを文系、理系の学生を問わずに理解しやすいように解説する。さらにこれらが地球環境におよぼす影響について議論し、環境問題に対する意識が高まるようにしたい。 | 
| 授業の方法 | 授業では図表を掲載したプリントを毎回配布する。 主にそれを解説しながら授業を進めるが、時には学生との討論を通して知識を高めるようにつとめる。  | 
              
| 履修条件 | 教室の収容者数により250名以内とする。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | エネルギー問題は現在の世界の政治、経済、社会生活の流れの中でも極めて重要な位置を占めているため、新聞に関連記事が掲載されていない日はないといえる。そこで新聞のエネルギーや環境に関する記事を読んで、その背景に注目して知識の取得につとめてもらいたい。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | 本講義の全体プログラムの紹介。私とエネルギー資源との関わりについて言及する。 | 
| 2 | 石炭(1) 起源と埋蔵量,分類 | 
| 3 | 石炭(2) 化学的性質と化学構造 | 
| 4 | 石炭(3) 石炭の利用,コークス化,ガス化,液化 | 
| 5 | 石油(1) 起源と埋蔵量,採取法 | 
| 6 | 石油(2) 石油の組成,石油精製 | 
| 7 | 石油(3) 石油化学工業,石油製品 | 
| 8 | 天然ガス(1) 在来型天然ガス 成因,資源量 | 
| 9 | 天然ガス(2) 非在来型天然ガス シェールガス,CBM,タイトサンドガス | 
| 10 | 天然ガス(3) エネルギー利用,化学工業原料 | 
| 11 | バイオマス(1) バイオマスの定義,カーボンニュートラル | 
| 12 | バイオマス(2) 木質系バイオマス,廃棄物系バイオマス | 
| 13 | 有機資源と環境の関わりについて | 
| 14 | 総括 | 
| 15 | 授業内試験 | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | なし | 
| 参考書 | 真下清,鈴木庸一,山口達明 『有機資源化学』 三共出版 2010年 第6版 両ページの左ページが解説文、右ページが図や表で構成されたユニークな体裁をとっている。  | 
              
| 成績評価の方法及び基準 | 授業出席数(6割以上)(50%)、授業内試験(理解度の確認)(50%) | 
              
| オフィスアワー | 毎回の授業終了後、講師室にて20分程度受け付ける |