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科目名 | 犯罪心理学特論 | ||||
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科目名 | 犯罪心理学特論 | ||||
教員名 | 越智 啓太 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学専攻 | ||||
学期 | 集中 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 犯罪者行動に関する実証研究の理解とプロファイリングの基礎、日本の司法システム、日本の少年司法システム、精神鑑定の基礎の理解、精神鑑定で問題となる基本的な精神疾患とその具体例、鑑定手法、裁判所の判断 |
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授業のねらい・到達目標 | 心理学の専門家として、必要な司法・犯罪心理学についての知識を習得し、理解する。 1)少年非行などを中心とした少年司法システムの理解 2)精神鑑定についての考え方とその基本的な方法論 3)ドメスティックバイオレンス、ストーキング犯の行動パターンとプロファイリング |
授業の方法 | 基本的に講義形式であるが、ディスカッションなども積極的に取り入れ、アクティブラーニングを行う。 3日間の集中講義であるが、毎回、基本的な事項については小テストを行い、知識の習得を確実にする。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学習として以下のことをしておくこと。 1)越智啓太 2015 ワードマップ 犯罪捜査の心理学 新曜社;越智啓太 2013 ケースで学ぶ犯罪心理学 北大路書房 に目を通しておくこと。 2)成人の司法制度、少年司法制度の概観を理解しておく |
授業計画 | |
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1 | オリエンテーション、犯罪心理学の概要 |
2 | 司法システムと犯罪心理学(1)成人司法システム |
3 | 司法システムと犯罪心理学(2)警察・検察段階 |
4 | 司法システムと犯罪心理学(3)裁判所・少年鑑別所 |
5 | 司法システムと犯罪心理学(4)少年院、社会内処遇 |
6 | 精神鑑定(1)精神鑑定の基本的な思想 |
7 | 精神鑑定(2)精神鑑定の手法と方法論 |
8 | 精神鑑定(3)統合失調症の精神鑑定と着眼点 |
9 | 精神鑑定(4)感情障害の精神鑑定と着眼点 |
10 | 精神鑑定(5)発達障害、薬物中毒の精神鑑定と着眼点、原因において自由な行為の法理 |
11 | プロファイリング(1)プロファイリングの基本的な概念 |
12 | プロファイリング(2)DV |
13 | プロファイリング(3)ストーキング |
14 | プロファイリング(4)殺人 |
15 | まとめ |
その他 | |
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教科書 | 越智啓太 『ワードマップ犯罪捜査の心理学』 新曜社 2015年 第1版 越智啓太 『ケースで学ぶ犯罪心理学』 北大路書房 2011年 第2版 越智啓太 『progress and application 犯罪心理学』 サイエンス社 2011年 第3版 授業中に上記テキストは使用しない。あくまで参考用。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(60%)、平常点(10%)、授業参画度(30%) テスト内容については、最初に詳しく説明する。 |
オフィスアワー | 心理学研究室 授業後30分程度 |
備考 | 扱う内容が不快なものなので、受講に当たっては自分の適性を十分に考慮すること。 矯正関係、警察関係、研究職関係希望者、臨床心理士取得希望者など歓迎するが、推理小説マニアや映画好きの受講も歓迎。予備知識はほとんど必要ない。 |