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発達心理学

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平成28年度以降入学者 発達心理学
平成27年度以前入学者 発達心理学
教員名 山口 義枝
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 人の各年代における心理的・身体的特徴を把握する。
授業のねらい・到達目標 人は年代により、特徴的なこころのありようや対人関係、発達課題をもっている。そのため、人の理解には、その年代の平均像の特徴が基礎知識として必要と考える。また、人の一生がどのように変化していくのかを知ることで、人の現在の状態がどのような過去からきて、どう未来へとつながっていくのかを想像しやすくなると思われる。乳児期から老年期までの人のあり方を理解することを目標とする。
授業の方法 講義形式で行う。年代の特徴を理解するための実習や小レポートを授業内で課す場合もある。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 各年代に関連する書籍や資料、新聞記事等に目を通しておくこと。
また、知識を実際の理解に使えるようになるためには、対象に興味関心をもつことが必要である。自分の年代のみでなく、他の年代に対しても機会がある場合は、日常生活の中で交流をもつように心がけてほしい。そして他者が、どのような価値観をもち、なにを考えているのかを知るように努めてもらいたい。
授業計画
1 発達心理学の考え方 発達課題
2 乳児期(1)身体の発達、反射、認知機能の発達
3 乳児期(2)愛着、共同注意
4 幼児期(1)自己意識、思考の発達
5 幼児期(2)記憶、感情の発達・共感
6 児童期(1)身体発達・言葉、感情の発達・共感
7 児童期(2)言葉による自己コントロールと記憶、友人関係
8 発達障がい(1)知的能力障害、学習障害
9 発達障がい(2)注意欠如・多動性障害、自閉症スペクトラム障害
10 思春期・青年期 発達課題、自己同一性の確立
11 青年期・成人期 社会との関係、中年期の課題
12 老年期 身体の変化、知的能力の特徴、対人関係、死について
13 学習内容の整理(1)・到達度の確認(1)
14 学習内容の整理(2)・到達度の確認(2)
15 まとめ 各年代の特徴と関わり方
その他
教科書 なし
参考書 授業中に指示する
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(90%)、授業参画度(10%)
第13回または第14回に授業内試験を実施
オフィスアワー 随時可能 但し事前に予約を取ること。

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