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中国現代文学演習1

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平成27年度以前入学者 中国現代文学演習1
教員名 池上 貞子
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 中国語中国文化学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 中国近代の女性文学を読む。
授業のねらい・到達目標 中国近現代文学史の中で女性に視点をあて、特にその後の文学史に大きな影響を与えたと思われる、1930年代後半から40年代前半にかけての文学状況を探る。単に情報や知識を得るだけでなく、作品の解読をおこない、それぞれの作家と作品の持つ意味や後世のために果たした役割などを探る。具体的には同時代に、国民党支配区の重慶や昆明にいた謝氷心、日本占領前後の香港にいた蕭紅、共産党支配区にいた丁玲を取り上げて解読し、最終的には自分で解読や鑑賞ができるようになることを目指す。
授業の方法 課題文ついて、学生が予習してきた自分の解釈を披露し、クラス内で相互討議を行なった後、教師の解釈と評価を提示する。
履修条件 必ず予習をして授業に臨むこと。
事前学修・事後学修,授業計画コメント あらかじめ想定される課題の範囲で、読み方や単語の意味を調べ、自分なりの訳を作っておく。授業の中でそれらを確認し、必要に応じて訂正加筆を行い、以後の学習に備える。以下の授業計画は目安であり、状況に応じて、1回の範囲がずれることがあるが、全体としては予定通り行う。
授業計画
1 ガイダンス、例文試訳
2 中国近代の女性文学について
3 謝氷心について
4 作品集『女の人について』より1編の講読(1)
5 作品集『女の人について』より1編の講読(2)
6 蕭紅について
7 「小城三月」第一章(1)
8 「小城三月」第一章(2)
9 「小城三月」第一章(3)
10 「小城三月」第一章(4)
11 丁玲について
12 「三八節に感あり」(1)
13 「三八節に感あり」(2)
14 「三八節に感あり」(3)
15 総括:理解度、翻訳力チェック
その他
教科書 プリント配布。
参考書 必要に応じて授業内で提示する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
授業参画度とは、授業内で課題を発表するか、論議に参加することを言う。
オフィスアワー 授業終了後。

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