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政治とジャーナリズム研究

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科目名
平成28年度以前入学者
政治とジャーナリズム研究
科目名
平成27年度以前入学者
政治とジャーナリズム研究
教員名 中瀬 剛丸
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 世論の政治とマス・メディア -ジャーナリズムの役割と現状-
授業のねらい・到達目標 テレビや新聞などのマス・メディアの政治報道については、「ワイドショー政治」や「小泉劇場」といった言葉が示しているように、政治を歪曲化しているという批判があります。一方、民主主義の根幹である世論の形成にはマス・メディアのジャーナリズムの活動が不可欠です。この授業では、「世論の政治」を切り口に、政治と有権者そしてマス・メディアの3者の関係について考えます。政府や政治家、それにマス・メディアを批判するだけでなく、民主主義の担い手として自律的に考えて主体的に発言して行動できる「市民」の素養を身に付けることを目標とします。
授業の方法 双方向で参加感が持てる授業にするために積極的な発言を求めます。自主的な発言がない場合、教室の後部に座っている学生を指名して発言を求めます。数人のグループに分かれたグループディスカッションも取り入れます。毎回、授業内で書く小レポートの課題を課します。ドキュメンタリー番組を教材として活用します。要するに、授業時間中に座っていれば出席扱いになるという単純な講義方式ではないということです。
履修条件 自ら主体的に学ぶ意欲があること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 試験は論述形式で、用語説明と自分の頭で考えたことを書くことを組み合わせた問題を出します。授業の内容を十分に理解していないと解答できない問題です。講義で使うパワーポイントの資料をBlackBoardに上げますが、その資料を見ただけでは解答は難しい問題を出します。学ぶ意欲がないのに安易に履修すると、試験対策に苦労することになると思います。授業で取り上げた問題について、その都度その都度、しっかりと理解することが必要です。
授業計画
1 ガイダンス
2 戦争と世論①『テレビは戦争を煽った』
3 戦争と世論②『これは正義の戦いか?』
4 世論とは何か
5 ジャーナリズムとセンセーショナリズム
6 民主主義とは何か『子ども民主主義』
7 選挙と世論
8 権力とジャーナリズム『言論を支配せよ』
9 テレビと政治
10 民主主義と言論の自由
11 政治と金『格差社会アメリカ』
12 政治と金の問題とジャーナリズム
13 インターネットと言論の自由
14 試験
15 試験の講評とまとめ「政治参加と市民意識」
その他
参考書 参考文献については授業内で適宜紹介します。
成績評価の方法及び基準 試験(60%)、平常点(40%)
試験は論述形式で、単に自分の考えを書くのではなく、授業の内容を十分に理解していないと解答できない問題を出します。毎回、授業内で書く小レポートの課題を課します。その小レポートで平常点を評価します。
オフィスアワー 前期は水曜5限、後期は水曜4限の予定

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