数学講究１

平成27年度以前入学者	数学講究１
教員名	田中　周二
単位数	3	学年	3	開講区分	文理学部
科目群	数学科
学期	前期	履修区分	必修

授業テーマ	数理統計学の基礎を学ぶ確率・統計の計算力をつける
授業のねらい・到達目標	数理統計学のさまざまな手法について学ぶ数理統計に現れる概念や計算などが身に付くようにする
授業の方法	教科書の輪読と問題演習およびTeXの練習
履修条件	数学科の内規による
事前学修・事後学修，授業計画コメント	事前学修：毎回の口頭発表のためのノート作成事後学修：教科書の内容の問題演習、口頭発表内容のノート作成による復習授業計画：前半では確率論の基礎知識をやり、その知識の上に統計学の考え方をつなげるように進めてゆく

授業計画
1	ゼミナールの前学期の薄め方について理解させる（輪講と問題演習）自己紹介を通して、メンバー（ゼミ学生）の特性を理解する
2	「確率と統計（第１章）」を読んできた内容を学生Aが発表する。学生Bはノートを取り教員に提出する。次の時間では参考書の問題演習を全員で黒板の前で解く演習を行う。
3	前回の復習と「確率と統計（第２章前半）」を読んできた内容を学生Bが発表する。学生Cはノートを取り教員に提出する。次の時間では参考書の問題演習を全員で黒板の前で解く演習を行う。
4	前回の復習と「確率と統計（第２章後半）」を読んできた内容を学生Cが発表する。学生Dはノートを取り教員に提出する。次の時間では参考書の問題演習を全員で黒板の前で解く演習を行う。
5	前回の復習と「確率と統計（第４章前半）」を読んできた内容を学生Dが発表する。学生Eはノートを取り教員に提出する。次の時間では参考書の問題演習を全員で黒板の前で解く演習を行う。
6	前回の復習と「確率と統計（第５章前半）」を読んできた内容を学生Eが発表する。学生Aはノートを取り教員に提出する。次の時間は1，2年生で習ったTeXの復習を行い、TeXの練習を行う。
7	前回の復習と「確率と統計（第５章後半）」を読んできた内容を学生Aが発表する。学生Bはノートを取り教員に提出する。次の時間は参考書の問題演習を全員で黒板の前で解く演習を行い。それをTeXで書く練習をする。
8	前回の復習と「確率と統計（第７章前半）」を読んできた内容を学生Bが発表する。学生Cはノートを取り教員に提出する。次の時間は参考書の問題演習を全員で黒板の前で解く演習を行い。それをTeXで書く練習をする。
9	前回の復習と「確率と統計（第７章後半）」を読んできた内容を学生Bが発表する。学生Cはノートを取り教員に提出する。次の時間は参考書の問題演習を全員で黒板の前で解く演習を行い。それをTeXで書く練習をする。
10	前回の復習と「確率と統計（第８章前半）」を読んできた内容を学生Bが発表する。学生Cはノートを取り教員に提出する。次の時間は参考書の問題演習を全員で黒板の前で解く演習を行い。それをTeXで書く練習をする。
11	前回の復習と「確率と統計（第８章後半）」を読んできた内容を学生Bが発表する。学生Cはノートを取り教員に提出する。次の時間は参考書の問題演習を全員で黒板の前で解く演習を行い。それをTeXで書く練習をする。
12	前回の復習と「確率と統計（第９章前半）」を読んできた内容を学生Bが発表する。学生Cはノートを取り教員に提出する。次の時間は参考書の問題演習を全員で黒板の前で解く演習を行い。それをTeXで書く練習をする。
13	前回の復習と「確率と統計（第９章後半）」を読んできた内容を学生Bが発表する。学生Cはノートを取り教員に提出する。次の時間は参考書の問題演習を全員で黒板の前で解く演習を行い。それをTeXで書く練習をする。
14	統計ソフトウェアRについて簡単な四則計算とベクトル・行列計算のやり方を教員が説明したあと、半数の学生に研究室のPCを利用してプロジェクターに映写しつつ、使い方を説明させながら全員で共有する。
15	統計ソフトウェアRについてデータフレームとファイルの読み込み・書き込みのやり方を教員が説明したあと、残りの半数の学生に研究室のPCを利用してプロジェクターに映写しつつ、使い方を説明させながら全員で共有する。次の時間は参

その他
教科書	藤澤　洋徳『確率と統計（現代基礎数学）』朝倉書店 2006年確率・統計に関して初歩から最近の研究まで幅広い知識が身につく現代的な教科書である確率統計は計算力が必要であり、また応用事例も大事であるため、足りない部分を多くの演習問題を解くことによって補うこととする
参考書	小針　アキ宏『確率・統計入門』岩波書店 1973年 R.デュレット『確率過程の基礎』シュプリンガージャパン 2006年小針は1-2年で学ぶ微積分との接続を意識した教育的価値の高い本で読み物としても面白いデュレットは後期の教科書とするが、第0章の確率論の問題は前期の問題演習の一部に組み込む
成績評価の方法及び基準	平常点(50%)、レポート(20%)、授業参画度(30%) 特別の事情のない限り毎回出席すること順番にあたるときは予習をし、かならず自分の言葉で発表することときどき与えられる課題に答えること
オフィスアワー	火曜日の14時半から16時半までは研究室にいます。
備考	アクチュアリー試験を受験する学生は試験の参考書や演習書も必ず読むこと。適宜、ゼミの中でも問題演習を行う。