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平成28年度以降入学者 | 社会情報論 | ||||
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平成27年度以前入学者 | 社会情報論2 | ||||
教員名 | 中森 広道 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2・3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 情報の社会的機能 流言・うわさ・デマ・都市伝説/マス・メディアから超域メディアへ |
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授業のねらい・到達目標 | メディアの発展は、我々の生活に様々な影響や変化をもたらしています。このような情報環境の進展を検討していくことは、これからも、ますます重要な課題となってくるでしょう。この授業は、これらの課題に対応するために、情報を学ぶために必要な基礎知識と、情報を社会学やその関連分野から考究する方法について習得することを目的に進めます。後期開講の「社会情報論2」は、「情報の社会的機能」をテーマに、流言・うわさ・デマ・都市伝説などについてと、「社会情報論1」で触れた時期以降のマス・メディアの展開、通信・超域メディアの浸透と影響について講義します。 |
授業の方法 | 前期開講の「社会情報論1」に連続した講義。必要に応じて、資料の配布や映像資料を使用します。 |
履修条件 | 受講希望者多数の場合は先着順とし、さらに「社会情報論1」の単位を取得している学生を優先します。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | (1)流言・うわさ・デマ・都市伝説、(2)1970年代以降のマス・メディアの普及とその展開における影響、(3)電話・電気通信・超域メディアの3点を中心に、その特性や社会的背景ならびに社会的機能に留意しながら講義します。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス(以下、予定。) |
2 | 流言とうわさ(1) 流言研究概説 「流言」「うわさ」「デマ」「都市伝説」の違い |
3 | 流言とうわさ(2) 心理現象としての流言 |
4 | 流言とうわさ(3) 社会現象としての流言 |
5 | 流言とうわさ(4) メディアの情報と社会的混乱 「火星人襲来」騒ぎ・「関東大震災」と流言ほか |
6 | 流言とうわさ(5) メディアと流言・うわさ |
7 | 流言とうわさ(6) 都市伝説 「学校の怪談」「口裂け女」ほか |
8 | 流言とうわさ(7) 風評被害 |
9 | メディアの社会的機能(1) テレビ報道・情報番組の増加が及ぼした影響 |
10 | メディアの社会的機能(2) 電話・携帯電話の普及過程 |
11 | メディアの社会的機能(3) 電話・携帯電話の利用文化 |
12 | メディアの社会的機能(4) 地上デジタル放送への移行 |
13 | メディアの社会的機能(5) 超域メディアとソーシャルネットワーク |
14 | 試験 |
15 | まとめ |
その他 | |
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教科書 | 使用しません |
参考書 | 廣井 脩 『流言とデマの社会学 (文春新書)』 文芸春秋 2001年 藤竹 暁 『図説 日本のメディア (NHKブックス)』 日本放送出版協会 2012年 G.W.オルポート・L.ポストマン(南 博・訳) 『デマの心理学 (岩波現代叢書ベスト・コレクション)』 岩波書店(1952年版の復刻版) 1992年 H.キャントリル(斎藤 耕二・ 菊池 章夫 訳) 『火星からの侵入―パニックの社会心理学』 川島書店 1971年 そのほかの参考書は授業中に紹介します |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、平常点(20%) 出席は、毎回はとりません。 |
オフィスアワー | 授業中に伝えます |
備考 | ◎「社会情報論1」と「社会情報論2」をあわせて完結する講義です。 ◎履修条件にあるように、履修希望者多数の場合は「社会情報論1」の単位を取得した学生を優先します。 |