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社会学特殊研究Ⅱ

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科目名
平成28年度以降入学者
社会学特殊研究Ⅱ
科目名
平成27年度以前入学者
社会学特殊研究2
教員名 山本 質素
単位数    2 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 現代社会の出来事の文化的背景を理解する
授業のねらい・到達目標 現代日本社会には「おかしい」と思い、あるいは一見しただけでは「理由がわからない」ような、不可思議な出来事・現象が多く生起する。その背景には、外社会からの影響(要因)・内社会の要因(社会・環境条件の変化、生活慣行の変化、価値観およびその変化等)、さらに、それらの歴史的経緯を理解することで明らかになることも多い。近代化・グローバル化が進む現代社会においては、それらの出来事・現象を表層的にではなく、文化的・歴史的・社会的背景をたどりながら、深い地点から理解する力が必要である。対象に対する理解を深める多様な見方(視点・方法等)を身につけることを目標とする。
授業の方法 講義形式と研究発表。質疑応答に比重をおき、適宜、研究発表形式の授業を行う。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学習として、身の回りに生起する「おかしな」「不可思議な」出来事と、その理解の仕方を例示し、受講生の多角的な視点からの理解が深まるように準備をする。新聞記事、映像資料等の題材を共有し、講義および討論によって理解を深め、事後学習としてそれらを整理する。
授業計画
1 授業の目的・方法の説明
2 関心のあり方・課題の捉え方1 提示(「迷信」と現代社会)
3 関心のあり方・課題の捉え方2 見方を変えてみること -現代の出来事・事象を、社会・環境条件の変化から捉える
4 関心のあり方・課題の捉え方3 出来事・事象の歴史的背景・文化的背景を捉える
5 現代社会の出来事・事象を社会・環境条件の変化から捉える(事例1:欧州各国のブルカ・ブルキニの着用規制)
6 現代社会の出来事・事象の歴史的背景・文化的背景を捉える(事例1から、西欧の近代化と日本社会を考える)
7 研究発表1
8 現代社会の出来事・事象を社会・環境条件の変化から捉える(事例2:日本社会と外国人)
9 現代社会の出来事・事象の歴史的背景・文化的背景を捉える(事例2から、日本文化の「内外」区分を考える)
10 研究発表2
11 現代社会の出来事・事象を社会・環境条件の変化から捉える(事例3:排外主義と多文化共生)
12 現代社会の出来事・事象の歴史的背景・文化的背景を捉える(事例3から、現代社会を考える)
13 研究発表3
14 課題学習
15 まとめ
その他
教科書 なし
参考書 授業に合わせて参考文献を紹介する
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、レポート(30%)、授業参画度(40%)
授業参画度として、講義の中で示した課題についての参考資料の探索と整理、提出を複数回求める。
半期終了時にレポートを課す。
オフィスアワー 水曜日 12:20~13:00
備考 なし

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