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平成28年度以降入学者 | 自主創造の基礎1 | ||||
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平成27年度以前入学者 | テーマ研究1 | ||||
教員名 | 武内 佳代 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 現代日本文学とは何かを考えながら自主創造の基礎を固めよう |
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授業のねらい・到達目標 | 現代日本文学を代表する作家・村上春樹の短編小説を読む作業を通して、大学での専門的な日本文学研究にむけて、各種資料やデータ類の収集方法だけでなく、自分独自のテーマを設定し、思考を深め、まとめる方法や、自らの考えを発表し、他者との意見交換によって論点を展開する方法など、基本的なスキルを身につけることをねらいとする。また、村上春樹文学の読解を通して、現代社会を生き抜くための思考力を養うこともねらいとしたい。 |
授業の方法 | 基本的に演習形式。担当を希望する作品によっていくかのグループを作り、各作品に関する発表資料を作成し、それをもとに自分達の読解を発表するかたちで授業を進める。グループ発表にあたっては、次の発表グループが司会・コメンテーターを担当し、学問的な意見交換の訓練の場とする。 |
履修条件 | クラス指定がある。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 第1回では日本大学が掲げる初年次教育の意義や自主創造型パーソンの育成について講義、話し合いをし、理解を深める。第2回では映像教材を使って日本大学の歴史を学び、日本大学で学ぶための知識、能力、態度を身につける。第3回では、本授業で取りあげる対象作品を事前に読んできたうえで、村上春樹や対象作品についての概略や重要なポイントを学ぶ。その上で、次回までに担当したい作品の候補を決める。第4回では担当する作品や研究発表のスケジュールを決定するとともに、文献調査・作品分析・発表資料作成の方法などを学ぶ。第5回では事前課題の作品について教員が模擬発表を行い、みなで議論を行う。また、各グループは次回までにプレ発表の資料を作ってくる。第6回では各グループが事前に作ってきた簡単な資料を用いてプレ発表を行い、教員の指導を受ける。 第7回から第13回では、担当作品について事前に調査・分析を行い、作成した資料に基づいてグループ発表を行う。とくに教員が指摘した部分については、改めて調査・分析をし、翌週の授業の冒頭で補足発表を行うこととする。発表後にはみなで議論を行うので、受講生は他の発表者が担当する作品を必ず事前に読んで参加する。とくに司会・コメンテーター役に当たっている者は質問や意見を考えてくることになる。 |
授業計画 | |
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1 | スタートアップ:自主創造型パーソンを目指して |
2 | 日本大学の歴史 |
3 | 村上春樹の1995年と『神の子どもたちはみな踊る』について |
4 | 作品の分担と発表スケジュール決め、資料検索・文献調査の方法と作品分析・発表資料・研究発表の方法に関する説明 |
5 | 教員による模擬発表 |
6 | 各グループ、担当作品の基本情報、あらすじ、文献調査結果、切り口などについて配付資料を用いて小報告 |
7 | グループ発表・ディスカッション(1)「UFOが釧路に降りる」 |
8 | グループ発表・ディスカッション(2)「アイロンのある風景」 |
9 | グループ発表・ディスカッション(3)「神の子どもたちはみな踊る」 |
10 | グループ発表・ディスカッション(4)「タイランド」 |
11 | グループ発表・ディスカッション(5) 「かえるくん、東京を救う」 |
12 | グループ発表・ディスカッション(6)「蜂蜜パイ」 |
13 | グループ発表・ディスカッション(7) 補足発表 |
14 | これまでの発表に関するふり返りと自主学習 |
15 | まとめと反省、レポート提出 |
その他 | |
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教科書 | 村上春樹 『神の子どもたちはみな踊る』 新潮社(新潮文庫) 2002年 |
参考書 | 授業の中で適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(60%)、レポート(40%) 平常点はグループ発表の内容、ディスカッションへの参加態度を含む。 |
オフィスアワー | 水曜4限、木曜3限 7号館4階武内研究室。質問等がある場合は、事前にメールで予約すること。メールアドレスは授業で知らせる。 |