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科目名 平成28年度以降入学者 |
思想史1 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
思想史1 | ||||
教員名 | 嘉吉 純夫 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1・2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 古代ギリシア・ローマ思想史(ソクラテス以前) |
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授業のねらい・到達目標 | いわゆるギリシア神話から始めて、西欧の哲学や倫理思想の原点である古代ギリシアの思想を、その歴史的展開に沿ってわかりやすく講述する(本講座は<ソクラテス以前>で終了し、<ソクラテス以後>の哲学・思想は引き続いて開設される「思想史2」に委ねられる)。西欧の古典的な思想と文化に精通することによって、哲学の学徒にふさわしい基礎的な教養と哲学的批判精神を涵養することが本講座の目的である。 |
授業の方法 | 生身の人間によって生み出された哲学・思想は、単に紙に書かれたものではなく(つまり単に頭によって理解されるものではなく)、全身全霊をもって感得されるべきものであるから、AV機器を使用するなどして、できる限りリアリティーのある講義を心がけたい。 |
履修条件 | なし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 古代ギリシア・ローマの歴史の概要を、文化史を中心に理解しておくこと。また、事前に教科書p10〜p23、p93〜p96およびp181〜p184を読んで、以下の各回の講述内容にかかわる個所を理解。整理しておくこと。さらに、事後にそれらの個所をもう一度読んで重要な点を確認すること。 |
授業計画 | |
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1 | 古代ギリシア文明・文化・思想に関する全般的・歴史的説明 教科書の該当個所を読んでおくこと |
2 | 古代ギリシア神話(1) ヘシオドスの宇宙生成論、オリュンポスの神々の成立 教科書の該当個所を読んでおくこと |
3 | 古代ギリシア神話(2) 人類五世代説とパンドラの甕の説話、メドゥーサの神話他 教科書の該当個所を読んでおくこと |
4 | 英雄伝説(1) トロイ戦争にまつわる英雄物語(ホメロス、三大悲劇作家) 教科書の該当個所を読んでおくこと |
5 | 英雄伝説(2) 英雄伝説に見られる人生観・倫理観・運命観(『オイディプス王』他) 教科書の該当個所を読んでおくこと |
6 | ミレトス学派の開祖(哲学の始祖)タレス/七賢人 教科書の該当個所を読んでおくこと |
7 | ミレトス学派(続)アナクシマンドロス・アナクシメネス/オルペウス教 教科書の該当個所を読んでおくこと |
8 | ピュタゴラスとその教団 教科書の該当個所を読んでおくこと |
9 | ヘラクレイトス 教科書の該当個所を読んでおくこと |
10 | クセノパネス/パルメニデスとエレア学派/エンペドクレスとアナクサゴラス 教科書の該当個所を読んでおくこと |
11 | デモクリトス/ヒッポクラテスと古代ギリシア医学 教科書の該当個所を読んでおくこと |
12 | ソフィストたち 教科書の該当個所を読んでおくこと |
13 | *到達度確認のための考査(授業内テスト)と解説 教科書の該当個所を読んでおくこと |
14 | 課題学習(ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』の講読) 教科書の該当個所を読んでおくこと |
15 | 総括と質疑応答 |
その他 | |
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教科書 | 嘉吉純夫・斎藤隆共編 『西洋思想の要諦周覧』 北樹出版 1994年 第1版 授業中に逐次本書を参照・使用するわけではないが、原典を踏まえた叙述が本講座の履修にきわめて有益であるので教科書として指定した。なお、本書は「倫理学概論1・2」に共通である。 |
参考書 | 授業中に指示する。また適宜資料をコピーして配布する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(100%) 試験は、出席不足だと解答し難い問題を出します。 |
オフィスアワー | 土 12:20 ~13:00 2号館12階の 嘉吉の研究室 |