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教育内容論

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科目名
平成28年度以降入学者
教育内容論
科目名
平成27年度以前入学者
教育内容論
教員名 高山 昇
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 教育内容の歴史的変遷を理解したうえで、様々な授業実践事例を体験し、独自の学習教材を開発する。
授業のねらい・到達目標 日本の教育内容は誰によって、どう決められてきたのだろうか。その経緯や特質を、海外の実際と比較しながら検討します。また、どのような教育内容にはどのような方法がふさわしいのか。そしてどのような学習教材が必要なのか。それらを実際の演習・実習を通して具体的に考えることで、これからの教師に求められる資質について実践的に学ぶことをねらいとします。
授業の方法 前半は講義、後半は演習・実習を中心に授業を行います。講義では学習指導要領の変遷について、特に自分たちが経験してきた平成期の改訂と次期改訂のポイントを中心に解説を行います。また、アクティブ・ラーンニングの観点からアクティビティーやICT(Information and Communication(s) Technology:情報通信技術)の活用についても理解を深めていきます。演習・実習では実際の授業を体験し、個人(またはグループ)で特別活動、道徳、総合的な学習の時間などの授業計画を作成し、これまでの履修生が開発した実際の教材などを手がかりにして学習教材を制作していきます。授業と並行して演習授業でのレポートとリフレクションシートが課題となります。
履修条件 ありません。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 受講前にシラバスを熟読して下さい。講義内容の変更はありませんが、演習・実習の内容は受講者の人数や関心事、授業の進行に応じて変更する場合があります。
授業期間中は、毎回の授業の振り返りと次週授業の予習が授業時間外課題となります。リフレクションシートの記入と配布されたテキストの熟読を怠らないようにして下さい。また、レポートの作成、プレゼンテーションの準備にも丁寧に取り組んで下さい。
授業計画
1 ガイダンス ~ 学習指導要領変遷の概説
[授業時間外課題] 受講前にシラバスを熟読しておくこと
2 学習指導要領と教育内容① ~ 昭和期の改訂を中心に
[授業時間外課題] 授業で配布するプリント及び指示された文献・サイトに目を通しておくこと
3 学習指導要領と教育内容② ~ 平成期の改訂を中心に
[授業時間外課題] 授業で配布するプリント及び指示された文献・サイトに目を通しておくこと
4 「総合的な学習の時間」の動向とその教育内容(生活科との関連を含む)
[授業時間外課題] 授業で配布するプリント及び指示された文献・サイトに目を通しておくこと
5 教育内容の事例研究①(教育方法)~ アクティビティーの活用を考える
[授業時間外課題] 授業で配布するプリント及び指示された文献・サイトに目を通しておくこと
6 教育内容の事例研究②(教育方法)~ ICTの活用を考える
[授業時間外課題] 授業で配布するプリント及び指示された文献・サイトに目を通しておくこと
7 中間総括 ~ 教育内容に関する事実・事例の整理
[授業時間外課題] 授業で配布するプリント及び指示された文献・サイトに目を通し、演習の準備をしておくこと
8 教育内容の実践演習①(教育方法) ~ NIEの展開
[授業時間外課題] 授業で配布するプリント及び指示された文献・サイトに目を通し、演習の準備をしておくこと
9 教育内容の実践演習②(学習教材) ~ 少子高齢化をテーマに
[授業時間外課題] 授業で配布するプリント及び指示された文献・サイトに目を通し、演習の準備をしておくこと
10 授業計画・学習教材の開発実習① ~ 授業計画のガイドライン
[授業時間外課題] 各自(グループ)でアイディアをまとめておくこと
11 授業計画・学習教材の開発実習② ~ 学習教材のプランニング
[授業時間外課題] 各自(グループ)でアイディアをまとめておくこと
12 学習教材のプレゼンテーション① 前半グループ
[授業時間外課題] 事前にプレゼンの準備をしておくこと
13 学習教材のプレゼンテーション② 後半グループ
[授業時間外課題] 事前にプレゼンの準備をしておくこと
14 授業計画の作成・学習教材の編集・制作
[授業時間外課題] プレゼンを踏まえ、授業計画・学習教材を完成させる
15 全体総括 ~ 演習・実習・プレゼンのリフレクションを中心に
[授業時間外課題] 授業で使用したプリント、リフレクションシートなどをポートフォリオとしてまとめておくこと
その他
教科書 教科書はありません。必要に応じてプリントを配布します。
参考書 渡部淳・編 『中高生のためのアメリカ理解入門』 明石書店 2005年 第1版
里見実 『学校でこそできることとは、なんだろうか』 太郎次郎社エディタス 2005年 第1版
教育科学研究会編 『なぜフィンランドの子どもたちは「学力」が高いか』 国土社 2006年 第5版
根津朋実・吉江森男 『教育内容・方法 (教職シリーズ3)』 培風館 2010年 第1版
※ 購入すべき参考書はありません。必要に応じてプリントを配布します。興味のある参考書については、各自図書館等で検索して下さい。
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、授業期間内提出物(30%)、授業計画と制作した学習教材(40%)
平常点と授業期間内の提出物(リフレクションシート、レポート)、授業計画と制作した学習教材を総合し、6割以上を合格とします。
オフィスアワー 質問等には授業前後、使用教室にて応じます。
備考 授業の開始時刻、提出物の期限を厳守してください。
欠席した場合は、次週までの指示を仰いでください。

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